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ショッピングモールで見かけた新型コロナウィルス対策の数々。

新型コロナウィルスに伴う緊急事態制限が解除され、色々な規制や要請も緩和される中、先日、久しぶりにショッピングモールへ足を運んできました。

収束へはまだまだ時間を要する現在では、新型コロナウイルスとどのように向き合っていくのかが大きな課題ですが、ショッピングモールという多くの人が集まる商業施設でも、その対策が求められています。

イオンモールでも様々な対策がされていた

今回、直接足を運んで、現場で見たままの姿と感じたことをまとめてみました。

背景

新型コロナウィルスの感染拡大防止を目的とした色々な対策が各所で採られていますが、当初、急速に感染が拡大したことが背景にあり、未だに試行錯誤を繰り返しているのが現状です。

商業施設などでも、接触感染、飛沫感染を防ぐ防止策が採られ、密を回避しようとする工夫なども見られ、防止策として定着しつつある方法もあれば、試験的に導入する方法、暫定的に用いる手段などもあり、その策は多岐に渡ります。

従って、今後は状況に応じてその対策手段も色々と変化して行くことでしょうが、現時点でどのような対策がされているかは、今後の対策の大きな参考にもなるでしょうから、今それらをまとめることは、とても意味があることと考えました。

時期はちょうど、全国都道府県における緊急事態宣言が解除され、各施設が色々な感染防止策を講じて、新たな運営を開始した直後のことです。

今回、実際に私が赴いたのは、以前からも頻繁に足を運んでいた松本市にある松本イオンモールで、いわば通い慣れた商業施設のひとつでもありました。

久しぶりに訪れて、色々なところに対策が採られていることが分かりましたが、その中には「なるほどこんなこともやっているのか」と思うような姿も目に付きました。

以下、新型コロナウイルスの影響によって変化した点の全てを1つ1つ書き記します。

コロナによる変化点

入口の消毒薬

まず、店舗に到着するや、入口に大きめのアルコール消毒薬が設置してありました。

これは、何も特別なことではなく、最近では多くの商業施設などが当たり前のように取り入れている対策です。

むしろ、設置していない店舗なんかがあれば、「この店舗は置いて無いの?」と感じてしまうくらい当たり前の対策のひとつになっています。

アルコール消毒薬は、現時点ではまだまだ品薄な状態が続いてはいますが、それでも「少しでも万全な体制を」と考えて、しっかりと確保、設置しているのだなぁと感じました。(さすがは大手ショッピングモール!)

消毒液類は、ありとあらゆる出入口に設置されていて、人が多く出入りすると想定される出入口には、複数個設置してある場合もありました。

手についたウィルスを殺菌・消毒するのは基本中の基本というところなのでしょう。

レジのビニールシート

この対策も今では珍しくなく、多くの商業施設のレジや受付などで当たり前のように設置されています。

その多くは、暫定的なものですが、イオンモール内にある多くの店舗でも、簡単な支柱にビニールを張るだけというシンプルな構造のものばかりでした。

人と人とによる飛沫感染を抑えるという意味では、やはり今後、少なくても当面は、当たり前のスタイルになると言えるでしょう。

唯一つ難点は、従業員も客も大抵の人はマスクをしているので、ビニールシートと合わさって、会話がしにくくなることです。

実際に、顔を近づけて、意識して大きな声で話す姿や、耳を傾け聞き入ろうとするという姿も見られました。

座席シートの間引き

これも、よく目に付いた対策のひとつです。

イオンモール松本には、ちょっとした椅子やソファ、ベンチのような腰掛がいろいろありますが、座った人同士が間隔を保てるように、いくつかの座位に貼紙が一定間隔で張られていました。

例えば二人用の座席の場合、ひとつに貼紙がされていて、一人しか座れない状態にしているなどです。

その日は、普段より来客数が少なかったのですが、ちょっと座って休みたくても空いている座席が無い状態でした。

そういう意味ではちょっと不便でしたが、感染リスクを減らす意味では仕方ないところでしょう。

間隔をあける指示・掲示

これは店内のいたるところにありました。

いわゆる、簡単な絵図と共に「社会的距離の確保」とか「ソーシャルディスタンス」という注意書きが至る所に張られていたわけです。

特に目立ったのは、細めの通路とか、エスカレータ全域、洗面所などへ到る空間などですね。

要は、意識していないとついつい密ができやすい場所に多くありました。

トイレの間隔

これはちょっと驚きましたが、男性トイレの小便器の間隔が一つ置きの利用に制限されていました。

例えば、小便器が4つ並んでいる場合、1、3番目を使用可能にして、2、4番目に貼紙とテープを張って使用不可能にしているとかですね。

正直、ここまでやるかという感じもしました。

同じ方向に向かって短時間のみの使用だから、そこまでリスクはないのではと思い、ちょっと「???」と言う感じでしたね。

それよりも、トイレ待ちの人が多く並んでしまうことで密が生じるリスクの方がちょっと心配な気もしました。

来客数にもよるのでしょうが、今後の議論になるかも知れませんね。

おもちゃコーナーの撤去

これはイオンのおもちゃコーナーで、子供がおもちゃのサンプルを使って遊ぶことができるコーナーですが、コーナーそのものが無くなっていました。

ここは、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズの玩具なんかが多く置いてあって、子供たちが集まって遊んでいた場所ですが、おもちゃを通して、感染が広がることを懸念しての対策ですね。

ウイルスのことを全く理解できないような小さい子供も出入りするようなコーナーでしたから、必須の対策とも言えるでしょう。

我が家の子供達は、このコーナーで遊ぶのを楽しみにしていただけあって、とても残念そうでしたが、何より安全が第一です。

レジ待ちの人の間隔

これは今や、ほとんどのお店などで実施されていますが、レジ待ちの時に、前後の人と一定の間隔をあけて並ぶというものです。

たいていの店舗では、床に足のマークなどを付けていて、具体的にここに並んでくださいと示しているところも珍しくありません。

で、こんなレジ待ちのスタイルは今ではぜんぜん珍しくなく当たり前なのですが、その中で今回とても目に付いたのが無印良品の店舗でした。

そこでは、レジ待ちで並ぶ列について、ラインと人の間隔(約2m)を床に示してあるのですが、広い店舗を大きく覆うような形でレジ待ちの人が並んでいて、いわば長蛇の列のようになっていました。

以前であれば、もし同じような列ができていたら、「大特価セールでもやっているの?」なんて思ったかも知れません。

無印良品はイオンモールの中でも結構売り場面積の広い店舗ですが、そのような大きめの店舗の中を半周くらい弧を描く感じで列ができている姿は、本当に印象的でした。

惣菜の飲食コーナーの閉鎖

以前、このブログでも記事にしたことがある惣菜の広い飲食コーナー、飲食スペースですが、一つの丸テーブルを残して全て閉鎖状態となっていました。

要は、惣菜を買っても食べるコーナーが無いので、そこで飲食できない状態なんですね。

以前、とても便利だと感じてちょくちょく利用していましたが、全く利用できない状態でした。

テークアウトして、家で食べて下さい」ってことなのでしょう。

まぁ、密ができやすいコーナーですし、仕方ないところだと感じました。

イベントが少ない

イオンモールはショッピングを主目的とする場所ですが、ホールやスペースの一角、空きスペース何かを利用してイベントなんかも盛んに行われます。

しかし、今回足を運んだ時は、そういったイベント類は影を潜めて、ほとんどありませんでした。若干あったようですが、とても地味な感じでした。

まぁ、「イベント開催=人が集まる」、ですから控えるのは当然のことなのでしょう。

結果として、ちょっと普段よりも、静けさを感じる面がありましたが、仕方ないところですね。

座席数の間引き

これは、イオンモール内のスタバに入った時の話。

店内のイスとテーブルの一部が間引かれて、比較的スペースにゆとりを持たせた配置に変更していました。

間引かれたイスやテーブルは店舗内の奥のスペースに山積みに一時保管されていましたが、これはイオンモールに限らず、全国の多くのスタバで同様な対策が実施されています。

対策の結果、客同士がそれなりの距離を保てるようになっていました。

営業時間の短縮

これは、全国にある色々な店舗で実施されている対策のひとつですが、イオンモール内の飲食店コーナにおいて多くの店が実施していました。

具体的には、昼食時と夕食時の間に2時間ほどの休息時間を設ける営業形式のところが一番多く、少しでも接触機会を減らそうとしている取り組みのように感じました。

そこで私が感じたことは、食事時間帯でもない時に一時的に店を閉めても、もとから来客数の少ない時間帯だから、効果としては小さいのではという素朴な疑問でした。

恐らく、実施しているというアピールのひとつであると同時に、休息時間に店内の清掃・消毒を徹底するなどの実質的な効果を狙ったものではないかと思います。

ところどころに消毒液

イオンモールの各出入口にはアルコール系の消毒薬が設置してあることは上記で述べました。

しかし、この種の消毒液は各店舗の入り口に個別設置してあるケースも少なくなく、特に物に触れる機会が多いとされる施設や店舗ほど設置してある確率が高い感じでした。

人が行動をとる時、何かしらに手で触れる機会は常にあり、単にショッピングモールの出入り口に設置しただけでは決して十分とは言えないからでしょう。

自覚のない感染者が自分のマスクに手を触れただけで次の瞬間、感染につながる訳ですから、店内での感染を防ごうとしたら当然と言えば当然の対策と言えますね。

そして、そんな中でもちょっと目についたのが、ある飲食店のバイキングメニューのコーナーでした。

ここは、一部の料理を客自身がトングを使って盛り付けるのですが、そのコーナー周辺には数個の消毒薬が設置してあり、しかも料理には全てビニールシートがかぶせてある状態でした。

ちょっと異様な感じもしましたが、感染リスクを抑えるためには欠かせないことなのでしょう。

この種の料理は、この店のウリでもあるので、簡単にメニューを変えるわけにも行かず、苦肉の策の結果とも言えるでしょう。

アミューズメント施設の入場者管理

さて、やはり目に付いたのはアミューズメント施設でした。いわゆるゲームコーナーですね。

このゲームコーナーはフリースペースで、以前はどこからでも自由に出入り出来ていましたが、私が足を運んだ時には周辺にロープが張られて、一か所だけしか出入りできない状態になっていました。

そして、その出入口に担当者が立っていて、入場する人、一人ひとりに対して、マスクの着用をお願いし、かつ設置してあるアルコール消毒液で手を消毒することを促していました。

さすがに、ゲーム機という接触する機会が高い施設だけあって、感染予防も他よりも徹底している姿を感じました。

入口ドア開放

施設内には手動のドアがいくつもありましたが、基本的に開放されたままになっている状態が目に付きました。

これは意図的にそのような状態にしたと感じる場合と、普段からそのようになっていたのではと感じる場合の両方のケースがありましたが、いずれにしろ、空気の循環に気を使っている一面が感じ取れました。

また、手動ドアの場合、ドアノブに触れることが感染リスクにもなりますから、空気循環よりもむしろ、手が触れる機会を軽減する目的の方が意義が大きいようです。

実際、何かモノに触れようとすることに対して、以前よりかなり過敏になりましたからね。
最近では、エスカレータなんかの手すりにつかまるのにさえ抵抗感を覚えます。

可能な限り、物には手を触れない」ということが基本の中の基本なのでしょう。

こういう姿を見ても、何かを手で触れることに対して、以前とは違った感覚になっていると感じます。

一般の施設の入口に設置してあるアルコール消毒液も、手でプッシュするタイプよりも、足でプッシュするタイプの方が安心できる。

そんな感覚を誰しもが持つようになって来ているのではないでしょうか。

まとめ

以上、久しぶりに訪れたショッピングモールで、新型コロナウイルス対策によって生じた変化点をあげてみました。

今は、収束に向けた第一歩を踏み出したばかりで、その対策も色々と試行錯誤を繰り返している状態と言えますから、今後また、色々な面で変わってくることでしょう。

今後、効果の大小によって見直される中に対策の仕方も変化し、自然と無くなっていく対策もあれば、新たな対策が加えられて行くこともあるでしょう。

また中には、新型コロナウィルスが収束しても、新しい生活習慣として残る対策などもあることでしょう。

いずれにしても、新型コロナと言う人類にとって大きな歴史を刻む時に当たり、ショッピングモールなんかでは当初こんな変化があったのだという一つの記録となります。

将来、この問題を振り返る時や、人類が新たな問題に直面する時に、この記事が何か役立つ情報になるかも知れません。

早期の収束を願いつつ、ショッピングモールで気付いた点をまとめました。少しでも何かの役に立てばと思います。

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最後までお読み下さりありがとうございました。
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