長野市に出張に来る機会がある方に、ぜひおすすめしたいのは、裾花峡温泉「うるおい館」で仕事の疲れを癒すことです。
この温泉は、中心地に近くてアクセスしやすいにも関わらず、本格的な温泉で、その雰囲気を十二分に味わえます。
出張のついでに足を延ばすのに最適な温泉が、まさに裾花峡温泉「うるおい館」なのです。
長野市中心部からアクセスがしやすい
出張先や宿泊先にもよりますが、うるおい館は長野市の中心地からのアクセスのしやすさが何と言っても抜群です。
例えば、長野県庁からだと距離にして約1キロメートルなので、歩いてたったの10分で行けます。
それでいて、単なるスーパー銭湯とは違う、源泉(裾花峡温泉)100%の温泉で、その成分には色々な効能があるといわれています。
もちろん、日帰り入浴がOKです!
そもそも長野県には温泉はたくさんありますし、長野市やその近郊にも多数あるのですが、これほど中心地に近くてアクセスしやすい場所は、他にはないでしょう。
「安いのはどこ。長野市街地の日帰り温泉の価格を比較。お得情報も掲載。」と言う記事で、市内の温泉をいくつも挙げていますが、その多くは割と郊外にあるため、中心地からは比較的アクセスしにくいのですね。
その点、裾花峡温泉「うるおい館」の場合、山間部よりではありながらも、中心地の外れに位置しているため、とてもアクセスが容易なのです。
通常の旅行目的なら色々な温泉を検討してみるのもいいでしょうが、長野の中心地からちょっと足を運ぶだけで気楽に行けますので、出張等で来るような時にこそ、まさに適した温泉といえるでしょう。
ちなみに、この温泉は場所が近いこともあって、我が家でもちょくちょく利用しています。
アクセス方法の詳細については、後半にガッチリ書いていますので、そちらをご覧ください。
自然に囲まれて温泉気分を味わえる
さて、「中心地に近いんじゃ、温泉の気分を味わえないんじゃないの?」と思われる方も多いかと思います。
しかし、そうでもないところが、うるおい館の大きな魅力の1つなのです。
うるおい館の野外にある露店風呂は、比較的面積も広く、そこから眺める景色は自然豊かな山で、すぐ間近に見えます。
なので、まるで山の中にいるような感覚を味わえ、温泉気分を充分満喫できるのです。
長野市の中心地は、盆地の北側寄りに位置しているため、北部の山々までの距離がけっこう近いからなんですね。
先日、夕刻に行った時には、間近に迫る山の上部には、暗みがかった空の中に三日月が見え、何とも風情のある感じで、ちょっとした温泉旅行に行った感覚を味わうことができました。
どんな感じの風景が見えるのかが気になると思いますので、日を改めて撮影した写真を掲載しておきましょう。
これは、うるおい館2階にある休息所から撮影した景色です。(風呂内は撮影禁止なので…)
この休息所は、ちょうど流泉の湯(入り口に向かって右側の湯)の露天風呂の上に位置していますので、ほぼ露天風呂から見える景色と同様です。
この写真を撮影したのは、ちょうど雪が降りしきる時でしたので、風情のある感じでいっぱいでした。(極寒時の露天風呂は最高ですよ~)
長野の中心地からちょっと足を伸ばすだけで、このような自然に囲まれた露天風呂に入れるのですね。
裾花峡温泉は地名を表していますが、”峡”は山間や谷の意味ですから、自然豊かなことが名前にも表れています。(実際、うるおい館のすぐ脇には、裾花川という自然の川が流れています)
出張の疲れをしっかり癒せること間違いなしですね。
「うるおい館」は設備も充実
このように、うるおい館の露天風呂は、景色や眺めもよく温泉気分を十分に味わえますが、これだけではありません。
室内にある大浴場もゆったりできる広さがありますし、洗い場も多く用意されています。(混雑時は、奥にある洗い場がすいています)
更に、温泉内部にはジェットバスや高温サウナ、更に、ミストサウナや岩盤浴(共に男湯・女湯日替り)なんかもありますから快適です。
また、施設内には、貸切で使う家族風呂、手すりが設置された福祉風呂、足湯なんかもありますので、多様な目的にも対応できます。設備が充実しているんですね。
温泉のある1階フロアーは割と広いスペースがありますので、入浴後にちょっとひと休みもできます。
マッサージチェア(有料)もありますから、身体をほぐすのもいいですね。
温泉の出入口付近には、牛乳の自販機やパンの販売コーナーもありますので、入浴後にちょっと喉を潤したり、軽食をとるのも簡単。
また、2階に上がればレストラン百景と呼ばれる食事処もありますので、ちょっとした食事なんかも出来ます。
このレストランでは、うどん、そば、ラーメンや丼物など簡単な料理が基本なので、腹ごしらえをするだけなら十分です。
ただし、味や質を求めるとちょっと物足りないかも知れません。
レストランと隣接して休息所もありますので、ゆっくりのんびり、くつろぐことも出来ます。
更に、リラクゼーション施設もあって、ボディケア、フットケア、韓国式アカスリ、エステなんかもすることができます。
そして、宿泊施設自体もありますので、出張時の宿として使うのも良いかも知れませんね。
その他、施設の詳細についてはうるおい館の公式ホームページに掲載されていますのでそちらをご覧ください。
アクセス方法の詳細
この温泉が中心地からアクセスしやすいことを冒頭で述べましたが、具体的なアクセス方法について詳しく説明します。
自動車の場合
自動車を利用する場合、遠方からでも近辺からでも長野県庁を目指すのが分かりやすいです。
もちろん、ナビでこの温泉を直接設定できればベストですが、よく分からなければ長野県庁を目的地に設定しましょう。
あとは、下記の地図を参考にして下さい。
裾花峡温泉「うるおい館」には、無料駐車場がありますので、停める場所は心配いりません。
公共交通機関の場合
公共交通機関を使用する場合、遠方からならまず目指すはJR長野駅です。とにかく長野駅に着くようにしましょう。
長野駅についたなら善光寺口を出てから約1.9kmですから、歩くのも難しくありません。歩く速さにもよりますが、標準的な大人なら約24分くらいです。
駅から路線バスを利用する場合は、「県庁前」バス停で下車してそこから歩くのがベストです。
長野駅⇒県庁前
を含む路線は下記の通りです。
(1)松代線(路線番号:30)(長野駅善光寺口3番のりば)
(2)田牧線(路線番号:37)(長野駅善光寺口3番のりば)※平日のみ
(3)中心市街地循環バス・ぐるりん号(長野駅善光寺口4番のりば)
(1)(2)は、
長野駅⇒千石入口⇒かるかや山前⇒昭和通り⇒県庁前
のように4つ目のバス停で下車となります。所要時間は5分弱ですが、運行本数が限られていますので注意しましょう。
(3)は、
長野駅⇒東急シェルシェ前⇒南千歳町⇒市役所入口⇒権堂⇒三輪田町西⇒善光寺大門⇒大門西⇒信大教育学部前⇒合同庁舎前⇒議員会館前⇒県庁前
のように11個目のバス停で下車となります。循環バスで大回りをするため所要時間は15分くらいですが、運行間隔は15分くらいなので利用しやすいです。
(1)(2)の路線は、帰路(うるおい館⇒長野駅)の場合、ルートが異なるため利用できません。帰路でバスを利用する場合は、(3)だけが利用可能です。
路線バスの時刻表などの詳細は、アルピコ交通の公式サイト「路線バス長野エリア」(https://www.alpico.co.jp/traffic/local/nagano/)をどうぞ。
ちなみに、「うるおい館」が運営している無料シャトルバス(往復あり)を利用すればお金が掛かりません。
長野駅善光寺口を出て左手にあるホテルメトロポリタン長野正面玄関前が発着場所です。
シャトルバスの運行は、午前中3本、午後5本(約1時間おき)に限られていますが、駅やその周辺からアクセスする場合には便利です。
往路だけでなく、復路も対応していますから、必要なら、予め運行時間を確認しておきましょう。(⇒公式サイトhttps://uruoikan.com/access/)
もし、駅からタクシーを利用する場合なら、駅前のタクシー乗り場から乗車するのが便利です。タクシードライバーに、「うるおい館」と言えば、地元ドライバーは誰でも知っていますので心配は不要です。
ただし、うるおい館から長野に戻る時にタクシーを利用する場合、タクシーを呼んでから実際に配車されるまで時間が掛かることがありますので頭に入れておきましょう。
出張の宿泊先から足を伸ばしたい場合、県庁付近からなら歩くのは容易ですが、県庁まで距離がある場合はタクシーなど別な手段を考えましょう。
県庁周辺にも色々な宿泊施設がありますから、出張前に予め県庁付近のホテルを手配しておくのもいいかも知れませんね。
いずれにしても、長野市の中心地からならアクセスは決して難しくありません。
なので、仮にも長野に出張することがあれば、せっかくの機会ですから、ぜひ立ち寄ってみたいものです。
この「うるおい館」で温泉にのんびりつかれば、仕事の疲れも癒すことができるでしょう。
出張などの機会があれば、ぜひ利用してみては如何でしょうか。