以前、都内から九州方面へちょくちょく自動車で旅行していた時期があったのですが、長距離の運転を伴う旅の疲れは、けっこう身体に来るものです。
そんな時、疲れを癒してくれたのが、ハイウェイ温泉諏訪湖でした。
ここは、ハイウェイのSA(サービスエリア)内でも珍しく風呂に入れる施設を備えているのですが、単なる風呂ではなく、きちんとした温泉であるところが魅力です。
上りにも下りにもある
私がよく利用していた、この温泉はハイウェイのサービスエリア(SA)内にある温泉で、中央道を名古屋から東京方面へ向かう諏訪湖SA内(上り)にありますが、高速道路を下りずにちょっと立ち寄るといった感覚で利用できるのが便利です。
もちろん予約など不要で、立ち寄った時にそのまま入れます。
しかも、この温泉は下り方面の諏訪湖SA内にも別にあり、上り方面のSAを利用する時も、下り方面のSAを利用するときも、どちらでも利用できるのです。
諏訪湖SAは岡谷ジャンクション(中央自動車道と長野自動車道の交流地点)から東京方面寄りに位置していますので、北陸・長野、名古屋方面から山梨・東京方面へ向かう方は上りSAを利用することができます。
また、逆に東京・山梨方面から北陸・長野、名古屋方面へ向かう方は、下りSAを利用することができます。
高速道路に乗ったまま行けるので、アクセスはとても簡単です。ただし、諏訪湖SAは高速道路の施設ですので、一般道からそのまま入ることはできません。
温泉専用の駐車場は特にありませんが、サービスエリア(SA)内の施設なのでSAの駐車場をそのまま利用できる(無料)ため、駐車に困ることはありません。
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諏訪湖SAは景色が魅力
諏訪湖SAは、諏訪湖を望む小高い場所に位置しており諏訪湖が一望できるためその景色も楽しむことができます。
諏訪湖を眺めながらお湯につかれば、旅の疲れも吹き飛ばしてくれますね。
少し小高い位置からだけに、夜景もとても奇麗に見えます。
そして、ここの温泉の魅力は、風呂がガラス張りの構造になっていて、温泉からこれらの景色を展望できるように作られているところです。
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温泉の源泉・設備は
源泉は諏訪市内からのアルカリ性の湯で、色々な効用があるといわれていますが、絶景の眺めと共に旅の疲れを癒すことができれば、それだけでも十分ではないでしょうか。
料金も610円(大人・上り)、590円(大人・下り)、270円(子供・上り、下り)とリーズナブルです。
また、タオルやバスタオルは持ち合わせていなくても、入浴に必要な物は売っていますので心配ありません。ボディソープ、シャンプー、ドライヤーなどは無料で利用可能です。
湯船を含んだ施設そのものは決して広いとは言えませんが、訪れる人はSA利用者だけなので、混み合ってストレスを感じることはないでしょう。
ちょっとした休息所は備えていますし、食事をしたければSA内にはメニューを豊富に取りそろえたレストランなどがありますので、そちらを利用するとよいでしょう。
私の場合、九州から夜通し走って来て、平日の午前中に入るパタンでしたので、他の入浴者は少なく、同行した仲間内による貸切りみたいな感じでした。
下記に施設の情報をまとめておきました。
上りSA
住所:長野県諏訪市豊田所久保3118-5
電話:0266-53-7115(問い合わせ先)
営業時間:10:00~21:00(平日)、9:00~22:00(土日祝)
料金:610円(大人)、270円(子供:6~12歳)
定休:なし(年中無休)
URL:NEXCO中日本
下りSA
住所:長野県岡谷市湊方久保435
電話:0266-53-2323(問い合わせ先)
営業時間:10:00~21:00(平日)、9:00~22:00(土日祝)
料金:590円(大人)、270円(子供:6~12歳)
定休:なし(年中無休)
URL:NEXCO中日本
参考:諏訪市観光ガイド
高速道の設備は充実して行く
改めて調べてみると、全国の高速道路のサービスエリアにはいくつもの入浴・シャワー施設があるようです。
必ずしも温泉というわけではないようですが、何かと役に立つのではないでしょうか。
実際に旅の工程を練る時に検討してみては如何でしょう。
最近ではSAをはじめ、高速道路の施設全般が日々進歩しています。宿泊施設や仮眠施設などを備えたところもありますし、単なるレストランからグルメを楽しめるレストランに変化しているところもあります。
また、ETCのサービスが進歩したことでSAにおける出入りや、料金がかからない一時退出のサービスも可能になって来ています。
この一時退出のサービスを利用すれば、旅程途中で立ち寄れる場所も幅が広くなりますし、急な予定変更にも対応しやすくなるでしょう。
進化する高速道路施設のサービスをうまく利用することで、自動車旅行をより充実させることができるでしょう。
自動車旅行を計画する際には、利用する高速道路のホームページを良く調べてみると何か役に立つ情報があるかも知れません。
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