自動車を購入する際に、どの様な車にするのかは、誰でも悩むところだと思います。そこで私がオススメしたいのは、車種のグレードを1つ下げて、1つ下のグレードの車で装備を充実させる選び方です。
装備を充実させる
私自身、学生時代に初めて車を買って以来、9種の車を乗り換えて来て、今つくづく最良と感じる選び方です。
誰しも「このクラスの車が欲しい」と、買おうとする車のクラスやタイプをイメージすると思うのですが、メーカや車種にこだわりがない方には、特にお勧めの選び方です。
要は、同じ予算枠なら、車種グレードを下げてでも、装備を充実させた方がいいという意味です。
装備は進歩する
私が子供の頃は、パワーウィンドウ、電動リモコンドアミラー、パワーステアリング、そしてエアコンすらもオプション扱いが当たり前で、これらの機能を搭載していない車は幾らでもありました。
しかし今では、これらの機能は、標準装備していない車を探す方が難しいくらいに、当たり前になっています。
さて、これらの機能が無くても全然構わない、という方はどれくらいいるでしょうか?恐らく、ほとんどの方は無いと困るのでは無いでしょうか?
- 手動ハンドルを回して窓を開け閉めする
- ドアミラーを手動で開閉したり調節したりする
- 重たいハンドルを力を込めて回す
- 曇ったフロントガラスをタオルで拭く
想像するだけで嫌すぎますね。
これらは、車の機能、装備が進化していることを表していて、安全性、利便性、快適さが格段と上がってきていることが分かります。
その後、ABSやエアバッグ、キーレスエントリはオプション扱いから標準装備へと変わり、さらなる新たな技術が開発されては、新しい機能が搭載される動向は、今もずーっと続い来ています。
そして、そんな装備も小さな機能、ちょっとした機能を含めると、結構いろいろあるものです。
装備の充実は満足感が高い
新車に買え変えたところ、ちょっと工夫された機能や、思ってもいなかった機能が搭載されていることに気づいて、こんな機能があるんだ、なんて驚きにも似た感覚を覚えた方も、結構いるのではないでしょうか。
このように、装備を充実させることは、安全性が高まったり、便利になったり、快適になったりして、それだけで運転が楽しくなります。
車種グレードを下げれば、確かにエンジン性能が下がったり、車体本体の構造が違ったりしますが、逆に言えばその分だけ、多くの装備を充実させることができるのです。
新車への買い替えを考えている方、車種へのこだわり、グレードへのこだわりを改めて、装備を充実させる選び方を、選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか。