寒冷地に赴くなら頭に入れておくべき「車のフロントガラスの内面の凍結」

首都圏に住んでいた頃は、車両のフロントガラスが凍ってしまうことは、ごく寒い日だけのことでしたし、凍りついてしまうのもフロントガラスの外面だけですから、それほど厄介ではありませんでした。

しかし、長野に引っ越してからは、凍りつく期間が長いだけでなく、ひどい時はフロントガラスの内側まで氷が付いてしまうことがあり、とても厄介であると感じます。

凍結は厄介

冬場の寒い時期になると、自動車のフロントガラスの表面に氷が張りついてしまい、とても煩わしく感じます。

東京にいた時は、冬の限られた時期のうち、特に寒い日だけしか発生しなかったので、それほど苦労はなかったのですが、長野の場合、冬場であればほぼ毎日、氷が張りつきます。

特に、自動車通勤をしていると、朝の忙しい時間帯に、処置をしなければならず、とても面倒でなりません。フロントガラスの氷に対する対策として、一般に取られている方法は、

  • エンジンスターターを利用してDEFで解凍する
  • 前日からシートなどをかぶせておいて凍結そのものを防止する
  • 凍結防止スプレーや凍結解凍スプレーを利用する
  • 氷を剥がすスノーブラシという専用の道具で取り除く

などがあります。

これらの方法には、いずれも一長一短がありますから、どれが一番すぐれた方法であるとは言い難いでしょう。

しかし、エンジンスターターを利用するとガソリン代がかかりますし、シートを使う場合は付け外しが却って面倒という一面もありますし、スプレーについても結構な値段がすることもあり、私の周りではスノーブラシを用いて氷を除去する人が一番多いです。

長野市では誰しもが常備しているスノーブラシ

他の方法と併用するケースも多いのですが、スノーブラシは私の住む地域の人なら、誰しもが持っている道具です。

このスノーブラシという専用の道具は通常、硬質プラスチックのヘラのような部分と、ゴム製のヘラのような部分と、ブラシなどのハケの部分とで構成されていて、凍りついた状況に応じて使い分けて処理します。

降雪地域や寒冷地では、冬場は誰しもが車内に常備しているような道具で、その地に住んでいる人であれば、冬場は日課のように、使うのにも慣れてきますが、煩わしいことに変わりはありません。

内部はもっと厄介

さて、長野の場合は、地域にもよりますが、寒冷地と言われるくらい冷え込みますので、フロントガラスに張り付く氷は東京などに比べて厚く固くなります。

まぁ、ある意味、仕方がないことでもありますので、その都度がんばって取り除くのですが、東京ではまず考えられない驚くことがあります。

【関連記事】長野は寒冷地か?

それは、フロントガラスの外面だけではなく、内面にも氷が張りつくのです。最初にこの状況に遭遇した時には、さすがに「内側まで凍ってしまうのか!」と驚き、出勤を急いでいた私は、車内に入り込んで、スノーブラシで氷を取り除いたのですが、そこには2つの悲劇がありました。

まず、一つ目は、フロントガラスの外面は凸面になっているのに対して、内面は凹面になっているため、剥がす力が強い硬質プラスチック製のヘラの部分では、氷をうまく剥がせないことです。

仕方がなく、ゴム製のヘラの部分を使って剥がしたのですが、思い切り強く押さえながら処理しないと、固く凍っているため、うまく氷を剥がせませんし、車内は車外よりも狭いので作業もしにくいのです。

そして、2つ目の悲劇は、削り取った氷が車内のダッシュボードの上に落ちて散乱することです。

落ちた氷をそのまま放置すれば、水になって濡れてしまいますし、拭うにしても水とは違って、タオル等では吸い取ってはくれないので、なかなかうまく処理できないのです。

どうすべきか

このようにフロントガラスの内面の場合は、狭くて作業がしにくい上、通常よりも力を込めなければ氷を取り除けず、しかも車内が汚れやすく、とても厄介なのです。

どうして、このように内側まで氷が張ってしまうか、その理由を簡単に言えば、長野はそれだけ寒く、また比較的湿度が高いからでしょう。

東京などでは冬場は乾燥するものですが、長野の場合は、反対に冬場は湿度は高くなるのです。寒ければ寒い程、飽和水蒸気量が低くなって結露しやすくなりますし、湿度そのものが高いわけですから、なおさら結露しやすくなるわけです。(飽和水蒸気量の意味は、下記の記事に解説しています)

【関連記事】窓ガラスの結露の原因と家庭で簡単にできる対策

結露して、ガラスに水滴が付着しやすくなれば、氷ができやすくなるのも当然で、その程度が高ければ内面にも氷ができるということです。

では、内面にできる氷に対するうまい対策はないものでしょうか。

抜本的な対策というのは、自然現象なので難しいところですが、経験的には、車の窓ガラスを完全に閉めずに、僅かばかり (例えば1 ミリくらい)開けておくと、内面に氷ができにくいように感じます。

湿度や温度を測定して理論的に得た結論ではなく、どちらかというと経験的な感覚から得た方法ですが、少なからず効果があると感じています。(もちろん、気象状況やその時の状態などよっては、逆効果の場合もあるかも知れません )

また、対策として、ダッシュボード全体を覆える、タオルのようなものを車内に用意しておくとよいでしょう。氷を取り除いてから拭くとうまく処理しにくいのですが、予めタオルを敷いておけば、氷を取り除いた後の処理がとても楽です。

普段、フロントガラスの凍りつきに悩まされない人でも、「こんなことも有るものなのか」と頭に入れておけば、寒冷地に赴く機会がある時など、何か役に立つことがあるかも知れませんね。

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