佐久平にあるハイウェイオアシスには、ボブスレーのように楽しめるスーパースライダーというアトラクションがあります。
リフトで山間部に上って、ゲレンデ内の斜面を専用のソリに乗って下るのはとても爽快です。
ちょっと料金が高いと感じるかも知れませんが、スラ得チケットと呼ばれる乗り放題のチケットをうまく利用すれば、コスパも良く、とても効率的に遊ぶことができます。
スーパースライダーとは
このスーパースライダーは、佐久平のハイウェイオアシス「パラダ」にある設備のひとつで、ゲレンデ内にある全長420mの専用コースをソリ型の乗り物にのって下る遊びができます。
専用コースはコンクリートで作られた長い滑り台のようで、カーブがあり高低差も73mもありますので、斜面は比較的ゆるやかではありますが、とてもスリリングです。
専用の乗り物(カート)は、一人乗りも二人乗りも可能で、ブレーキ操作ができますので速度を操りながら自由に楽しめます。
このスライダーは、スキーのゲレンデの一部の斜面に作られた設備なので、5月から10月までの期間(夏休み以外の平日は運休)のみが利用期間になります。
エリアもゲレンデ中のリフト1つ分に相当しますから、滑る範囲も限定的です。
料金は高めだが
さて気になる料金ですが、リフト片道料金は大人(中学生以上)が400円、小学生以下(3歳以上)が300円(リスト往復はそれぞれ700円、500円)です。
何度も乗っているとバカにできない金額です。
この金額を見ると、もう少し安くならないかなと思うでしょう。
また、夏休みなどを利用して来るのなら、思いっきり遊びたいと言う気持ちも出てくると思います。
そんな思いに応えてくれるのが、スラ得チケットと呼ばれる乗り放題のチケットです。これは大人・子供共に同一料金で、ひとり2800円(2019年)です。(夏休み期間のみ販売)
大人なら7回で、小学生以下なら10回で元が取れる計算になります。
とは言え、それだけの回数乗っていると、もう十分滑った、たくさん遊んだとう感覚にもなるかも知れません。
飽きるから他の設備と併用がよい
その上、スキーとは異なり、専用のコース上しか滑れないため、繰り返し滑っていると、どうしても飽きが生じてしまいます。
そう考えると乗り放題といってもそれほどお得じゃないのではとの思いも出てくるかも知れません。
そこで重要なのことは、パラダ内にある他の施設の利用も考えた効率的な遊び方です。
実を言えば、スラ得チケットには、リフト代だけでは無く、パラダ内の飲食施設で利用できる1000円分のお食事券と、昆虫体験学習館の入館料(大人200円、小人100円)も含まれています。
従って、ちょっと疲れた、少し飽きてきたと言うタイミングで飲食施設で食事をしたり、昆虫体験学習館に足を運んだりすれば、疲れも取れてリフレッシュできます。
そして、リフレッシュした後に、再びスライダーで滑れば、疲れも吹っ飛び、飽きた感覚も失せるのでより楽しむことができます。
また、パラダには無料で遊べるアスレチック広場などがありますから、スライダーの合間に利用して気持ちをリフレッシュするのも良い方法かも知れません。
更に、スラ得チケットには、施設内の温泉「平尾温泉みはらしの湯」の100円引サービスまで付いていますから、たっぷり遊んだ後、ゆっくりと温泉に浸かるのもいいですね。
以上のように、パラダのスーパースライダーは他では楽しむことができないスリルあるアトラクションで、少し値段が高いのが気になりますが、スラ得チケットで、他の設備を最大限に活用すれば、とても効率的に利用することができます。
スラ得チケットの利点と、様々ある設備を最大限に利用して、思いっきり楽しみましょう。
なお、スラ得チケットについては下記の注意が必要です。
・再発行、払い戻し不可(雨天で中止時も含む)
・他サービスとの併用不可
・当日限り有効
・食事券1000円はお釣りが出ない