先日、千曲（ちくま）市内の幹線道路を走行中、私の目にＣＯＳＴＣＯの大きな文字が飛び込んできました。
その瞬間、
「長野県内にはコストコは無いハズ」
と思った私は驚嘆。
その文字が書かれた幟（のぼり）には、｢COSTCO」は赤文字で、青文字で「WHOLESALE」とも書かれていて、どう見てもコストコのロゴと同じでした。
長野県にもコストコ？！幟には確かにCOSTCOと書いてある
「あり得ない！！」
と感じた私は、反射的に自動車をその店の駐車場に停めて、その店に入って行きました。
その店内で見た商品は、紛れもなくコストコの商品でしたが、細かく見てみて絶句。
衝撃的な内容でした。
コストコとは
さて、コストコを未だに知らない人もいるかと思いますので、ちょっと説明しておきます。
コストコ（COSTCO）はアメリカで生まれた倉庫型の販売店。
とは言っても独自のブランド商品を持ち、全世界に展開していて日本でも人気が大きくなりつつあります。
コストコは、単なる安さだけでなく、品質の高い商品とサービスが売りですが、全て会員制（有料）なので、会員にならないと利用できません。
私もコストコが大好きで、昔から会員になってちょくちょく買い物に行っています。
長野県内には未だにない
とは言うものの、実はコストコの店舗は長野県内には一つもないのです。（2021年11月現在）
だから、長野市に住んでいる私は最も近くにある店舗（前橋）まで、わざわざ足を運んでいるんですね。
「最も近く」とは言っても距離があって130kmくらいはありますから、日帰り旅行みたいになります。
コストコは通販もありますが、食品関係は基本的に扱ってませんし、何より店内を見て回ることが大きな魅力ですから、いつも直接、足を運んでいます。
コストコのファンである私は、長野にも店舗を切望しているのですが現実はなかなか…。
須坂市には出店計画がありましたが、今回の計画では出店しないことになっています。将来、実現したとしてもまだまだ何年も先とのこと。
実際に販売店を見てみると
という訳で、長野県内にはコストコが無いことを知っていた私にとっては衝撃だったのです。
まさに「あり得ない」でした。
どう見てもコストコの商品を販売していることが分かる
で、引き寄せられるようにしてその販売店に入って行ったのですが、いきなり入り口にトイレットペーパー。
我が家も常用しているKIRKLANDブランドの高品質なものです。
「あった。あった。確かにコストコの商品だ！」
「こんなところでコストコの商品を売っているとは…」
本当に驚きでした。
でも、もっと驚いたのは実は…。
販売価格
でした。
「た、た、高すぎる！！」
こっちの方が、まさに
「あり得ない！！！」
でした。（これこそ大衝撃！！！）
全体的に販売価格が高くなっている
陳列されている商品をひとつひとつ見ると、コストコ店内の販売価格の２倍以上のものも多くあり、中には3倍近いものすらありました。
「これってぼったくりじゃない？高すぎるだろ。」
そう思ってしまうほど高いんですね。
コストコ会員なら絶対に利用しないでしょう。本来の価格を知っていますから。
もちろん私も、そのままその店から何も買わずに出て行きました。
扱っている商品もごくごく一部。品揃えが少ないので本当のコストコとは全く比べ物になりません。
ただし、商品をちょっと購入するだけなら、高い交通費を使ってわざわざ本当のコストコへ行くよりかは、実質は安く買えるとは思います。
扱っている商品も、コストコ通販では扱っていないような食料が中心。
主にネットでは購入できないような食料品が陳列されている
でも、それならわざわざコストコの商品を買う意味はありません。
同等の商品（食品）なら、一般のスーパーでももっと安く買えるからですね。
お店の名前はコスコ
という訳で今回、長野にコストコの販売店を見つけて驚き、さらにその販売価格に度肝を抜かれた私でした。
ちなみに、私が見つけたこの店の正体は、薬局がコストコ商品を直送販売しているCOSCO（コスコ）というお店です。（実は、長野県内に同様のお店がいくつもあります）
店舗には「クスリ＋コスコ」と表示されていて、COSCOという看板がありました。
店舗には「クスリ＋コスコ」と表示されている
幟（のぼり）には「コストコ直送販売」という文字も。
ちょっと気になる方は、千曲市に行くついでがあれば覗いてみるのもいいかも知れませんよ。
所在地は、千曲市大字内川字堀田久保807-1 です。
ちなみに余談ですが、COSTCOは日本ではコストコと発音しますが、中国など国によってはコスコと発音するそうです。（参考まで）
それはそうと、急ぎ、早く、長野にもコストコを出店して欲しいと強く切望します！
コストコさん。お願いしま～す。
