オブセ牛乳を使った製品には色々あります。
オブセ牛乳プリンもその1つですが、販売数も販売店も限られていて、食べる機会を得るのもひと苦労です。
今回、小布施に行って、初めて食べてみましたので、とことん書くことにしました。
とても、珍しい商品「オブセ牛乳プリン」の魅力をお伝えします!
オブセ牛乳プリンとは
オブセ牛乳プリンは、文字通り、オブセ牛乳を使って作られたプリンです。
原材料であるオブセ牛乳は、小布施町で作られ、地元で愛され続けている牛乳。
殺菌方法にこだわって、本来の牛乳の味が追及されていて、とても人気があります。
もちろん、我が家でも頻繁に飲んでいます。
(オブセ牛乳の味を覚えると、他の牛乳が飲めなくなるかも知れません…)
そんな地元で有名なとても美味しい牛乳で作られたプリン。
噂では、色々なメディアでも取り上げられているとのこと。
一度は食べてみる価値、大いにありますね。
ちなみに、製品紹介の看板や製品上部のシールなどには「オブセ牛乳のプリン」のように、”の”を入れて表現しています。
しかし、製品ラベルの名称欄には「オブセ牛乳プリン」と記載されています。
どこの販売店で買える?
こんな話を耳にすると、
「どこの販売店で買えるの?」
と思うハズ。
オブセ牛乳を使用した製品は、数多くあります。
オブセ牛乳ゴーフレット、
オブセ牛乳キャラメル、
オブセ牛乳みるくもち、
オブセ牛乳焼きドーナツ、
オブセ牛乳みるくまんじゅう、
などなど。
他にもたくさんあります。
これらは、長野市あたりのスーパーで買えますし、ネットでも購入できます。
しかし、オブセ牛乳プリンに限っては、販売店が限定されています。
ずばり!
小布施ハイウェイオアシス(OBUSE HI-WAY OASIS)
でしか、購入できない限定商品なのです。
小布施ハイウェイオアシスは、県道343号線(小布施町)にある道の駅のような場所。
パーキングエリアともつながっているので、高速道路「上信越自動車道」の小布施PAからも利用できます。
長野を訪れる人に限らず、長野を通過する人でも、立ち寄れる場所なのですね。
地続きに、広~い小布施総合公園もありますので、同時に足を運ぶのもいいですよ。
所在地は「長野県上高井郡小布施町大字大島601」です。
ちなみに、小布施町には温泉もあります。
製造者ってどこなの?
「でも、パーキングエリアでプリン作るなんてあり得ないでしょ?」
よくぞ聞いてくれました。
製造者は別なんですね。
実は、中高果実加工という会社がこのプリンを製造しています。
中高果実加工は、中野市にある小規模な会社で、フルーツを利用したジャムが主軸製品のメーカ。
コンポートやフルーツソース、乾燥果実をはじめ、乳製品とのコラボ商品なども手掛け、菓子なども製造・販売しています。
素材を活かす加工技術と材料選びにこだわることをモットーに、独自の製品をたくさん生み出していますね。
オブセ牛乳プリンの生産は中野市ではなく、小布施町に小布施工場(長野県上高井郡小布施町小布施730)を構えて、そこで製造しています。
まぁ、大量生産って感じではありませんが、逆に手作りに近い独自の製品になっていると言えます。
この会社、ジャムには定評があり、小布施町にはマロナップルという直営店も構えていますよ。
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値段はプチ贅沢価格
さて、ここで気になるのがお値段。
オブセ牛乳プリンには4種類あって、それぞれの販売価格(税込)は下記の通りです。
プレーン…375円
チェリーキッス…397円
ブラムリーアップル…397円
小布施栗…430円
いずれも内容量は105gですから、ごくごく普通のサイズ。
このサイズで、上記の値段ですから、決して安くは無いですね。
プチ贅沢価格ってところでしょうか。
大量生産品とは違いますし、手作りに近い製品だからでもあります。
原材料も厳選されていることを考えれば、むしろ相応の値段とも言えるでしょう。
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原材料には何が使われているか
ところで、使われている原材料も気になりますよね?
4種類のうちプレーンのラベルには下記のように記載されています。
原材料名:牛乳(小布施町製造)、加糖練乳、クリーム(乳成分を含む)、砂糖/ゲル化剤(増粘多糖類)、乳化剤
上記の「牛乳」は、もちろんオブセ牛乳のことです。
余計な材料は使わず、とてもシンプルですね。
添加物もほとんどありません。
特筆すべきは、一般のプリンでは含まれている卵が使われていないこと。
製品の色を見ても”白”そのものなので、卵が入っていないことが分かります。
恐らく、オブセ牛乳の本来の味を活かすため、敢えて余計な材料を入れていないのでしょう。
ちなみに、小布施栗の原材料(レベル表記)は、
原材料名:牛乳(小布施町製造)、加糖練乳、クリーム(乳成分を含む)、くり(小布施町産)、砂糖/ゲル化剤(増粘多糖類)
となっています。
小布施の名産である栗が加わっているだけのシンプルな内容。(乳化剤の表記も無くなっていますが…)
他に、ブラムリーアップルやチェリーキッスがありますが、大差はないようです。
いずれにしても、地元産(小布施町)の材料を使っているのが大きな特徴と言えます。
カロリーや成分、重さは?
で、やはり気になるのがカロリー。
ダイエットの大敵ですからね。
なので製品ラベル(プレーン)にある基本成分を列挙します。
栄養成分表示(100g当たり):推定値
エネルギー 160kcal
たんぱく質 3.8g
脂質 9.9g
炭水化物 13.2g
食塩相当量 0.1g
見ての通り、カロリーは160kcalだけ。
一般のプリンと比べても大差ありません。
たんぱく質、脂質、炭水化物など、普通のプリント比べて、大きく異なる訳でもないようです。
せっかくなので、小布施栗についても見てみます。
エネルギー 152kcal
たんぱく質 3.2g
脂質 8.1g
炭水化物 16.3g
食塩相当量 0.1g
栗が入っている分だけちょっと違うという感じ。
大きく異なる点は無さそうです。
ちなみにプリン1個当たりの内容量は105gですから、上記の成分とほぼ同じ量だと思えばいいですね。
実際に食べてみた味は
さて、お待たせしました!(待ってない?!…)
いよいよ食べてみた感想です。
味こそ最も大事ですからね。
今回、食べてみたのは、プレーンと小布施栗。
2つの違いは下部に栗ペーストが入っているどううかだけです。
で、結論は、上部のミルク部は食べた感じでは同じ味。
プレーンも小布施栗も基本の味は同じってことです。(微妙には違うのでしょうが…)
この味をひと言で表現すれば、
「ものすごくミルキーな味」
です。
美味しいですね。
オブセ牛乳のミルキーな味を、そのまま表に出すとこうなるのかって感じ。
もちろん、甘くしてありますから牛乳とは違う味なのですが、とにかくミルキー。
「もし、原材料が一般の牛乳なら、きっとこんな味わいは出せないんだろうなぁ」
と思いました。
そして、特筆すべきは、プリンって感じがしないこと。
その理由は、卵を含まず、卵の風味が無いからだと思います。
なので、どちらかというと牛乳ゼリーって名称の方が相応しいかも知れません。
そして、小布施栗の底部にある栗ペーストは、ごく普通の栗ペーストって印象。
自然の栗の味がしっかり残り、しつこさがない口当たりの良い味わいでした。
ブラムリーアップルやチェリーキッスも機会を見て、食べてみたいと思いました。
今回、食べてみたオブセ牛乳のプリンは、土産処のおすすめ商品にもなっています。
小布施の方に来ることがあれば、ぜひ一度は賞味してみて下さい。
他では得られない味わいを楽しめることでしょう。