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スタバ横手山山頂店を偲んで展望台とクランペットカフェへ~行き方など満載

かつて、一時的に存在していたスターバックス横手山山頂店。

県内の全スタバ制覇を目指している私にとっては、既に閉店したのは悔しい極み。

そこで、後継のクランペットカフェへ足を運び、スターバックス横手山山頂店を偲ぶことにしました。

いざ山頂へ行ってみると、そこにはスタバを彷彿させるような、お洒落なカフェがありました。

スタバがあった場所にオープンしたクランペットカフェ

そもそもスタバ横手山山頂店とは

スターバックス横手山山頂店を知らない人も多いと思います。(現存しないので仕方ないですが…)

なので、まず最初に、この店について触れておきましょう。

このスターバックスは、2013年12月18日にオーブンして、翌年2014年5月17日に閉店してしまった幻のカフェ店です。

2013年から2014年に掛けての冬季スキーシーズンのみの半年にも満たない期間限定の営業

にも関わらず、オープン前日の2013年12月17日にはわざわざ内覧会まで開催されました。

その所在地は、横手山展望台

横手山展望台と同じ場所にあった

標高2307メートルに位置することから大きな話題にもなったんですね。

当時は、来店証明書を発行していたとか。(行ってみたかった…)

現在は、後継のカフェとしてクランペットカフェと言う名称のカフェ店になっています。

では、当時のスターバックスの面影を追って行きます。

スターバックス横手山山頂店の詳細

今は無いとは言え、かつては

日本一標高の高いスターバックス

として、有名になりました。

当時の記録は希少ですが、その詳細に迫ってみます。

私が訪れた時には既に9年以上もの歳月が経過。

なので、面影は追えても、当時の様子は分かりません。

そこで、著作権に抵触しないインラインフレーム機能を使用して、当時の様子が分かるようにしました。

Amebaブログより(現在のクランペットカフェは、かつてスターバックスだった)

期間限定営業の背景

そもそも、このスターバックスは開店当初から期間限定との話でした。

スターバックスがオープンする2年前は、この場所は「レストラン樹氷」という店でした。

このレストランを改装して作られたのがスターバックス横手山山頂店だったのです。

そのキッカケは、観光客を呼び込もうとする周辺の旅行関連業者などの働きかけ。

平たく言えば、地元住民らの地方創生を願っての誘致。

スターバックスと交渉した結果、オープンにこぎつけることができたのですね。

とは言え、最初から2013年~2014年にかけてのスキーシーズン限定との契約。

SURF&SNOWより(期間限定でオープンしていたスターバックス横手山山頂店)

好評であったことから、翌シーズン以降も継続して営業する話があったのですが、契約の合意に到ることがなく閉店となりました。

聞くところによれば、スタッフの確保が難しかったとか。

今となっては、幻のスターバックス。本当に貴重な店舗。ある意味、伝説ですね。

そしてその後、スターバックスのあった場所に、その時の雰囲気を残したまま新たにオープンしたカフェ店が、現在営業しているクランペットカフェなのです。

スターバックスがあった場所には、現在クランペットカフェがある

位置するのは横手山の山頂

さて、スターバックス横手山山頂店がどうして大きな話題になったか。

それは、圧倒的な高さ(標高)にあります。(標高日本一の場所にあるスタバ

標高2307mと言えば、簡単に登山できる高さではありません。

標高2307mの山頂に位置する

いわゆる、山の気候となる山間部です。

こんな場所で、カフェ店を営業するのですから普通ではありません。

雲の上のスタバ

とも呼称されていたそうです。

横手山山頂からは雲を見下ろすこともできる

そう言った珍しがあって当時、大きな話題になりました。

まぁ、人間って「日本一」とかの言葉に弱いですしね。

で、気になるのが

横手山の山頂ってどんな場所?

かだと思います。

周辺地域は志賀高原と呼ばれる自然に囲まれた広いエリアで、その中にあるそれなりに高い山が横手山ですね。

山頂からは素晴らしい眺め

もし天気が良ければ富士山や北アルプスも一望できるとのこと。

遠くは、日本海側の新潟方面や佐渡島まで見られると言いますから、絶景が期待できるところなのですね。

優れた景色を目の前に、上品なコーヒーを一杯。

考えただけでも、ワクワクします。

実際の所在地は、スキー場エリアの頂上。

リフト終点駅舎の上階(2階)にあるので、

リフトで頂上まで登ってそのままカフェへ

って感じ。

スキーの気分も盛り上がりますね。


食べログより(スターバックス横手山山頂店はスキー場内にあった)

そして、来店すれば、シリアル番号入りで、名前まで記入してもられる来店証明書(Visitor Certificate)が貰えたんです。

できることなら、過去に戻って、訪れてみたいものです…

店のつくりや雰囲気

さて、このスターバックスはどんな店舗だったのでしょう。

ひと言で表現すれば、スターバックスらしくない山小屋みたいなカフェ店です。

当時は、スターバックスが全国展開を強く推し進めていた時期。

清楚でシャレた雰囲気の、いかにもスタバらしい店舗がたくさんオープンしていた頃ですね。

そんな時期でありあがら、一般のスターバックスとは全然違ったのが横手山山頂店でした。


Amebaブログより(一般のスターバックスとは違う山小屋みたいな雰囲気)

写真を見れば分かりますが、床には赤いカーペット

職人が手作業で作ったような木製のテーブルや椅子が並んでいます。

丸太で作られた椅子なんかも置いてあります。

スキーシーズン限定であったこともあり、暖炉との呼称が相応しいストーブも。

とにかく、どこにでもあるスターバックスとは全然違う、とてもユニークなカフェ店だったのです。


食べログより(どこにでもあるスターバックスとは全然違うユニークなカフェ店)

限定されたメニュー

で、気になるのが実際に提供されていたメニュー。

普通のスターバックで扱っているビバレッジはあったの?

やっぱり気になります。

結論を言えば、提供されていたのは飲物だけで、フード類は一切なしです。

限定的だったのですね。

噂では、「横手山頂ヒュッテ」と呼ばれるパン屋さんが近くにあるので、その店に配慮したとのこと。

扱っている飲み物も、コーヒーやエスプレッソ系のオーソドックスな飲み物だけでした。

しかも、大きさはトールサイズのみで、基本カスタマイズは対応不可。

フラペチーノは数種類扱っていましたが、全体としてみればかなり限定的なメニューと言えます。

でも、ホットコーヒーを飲んで、スキーで冷えた身体を温めるだけでも最高。

暖かいスタバのコーヒーさえあれば他は要らない、って感じですね。


BEETABIより(暖かいコーヒーがあるだけでも嬉しい)

では、実際のメニューを細かく見てみます。(価格は当時のもの)

商品名 価格
スターバックスラテ(ホット/アイス) 380円
カプチーノ(ホット) 380円
カフェモカ(ホット/アイス) 440円
ホワイトモカ(ホット/アイス) 440円
キャラメルマキアート(ホット/アイス) 430円
カフェアメリカーノ(ホット/アイス) 360円
コーヒーフラペチーノ 420円
キャラメルフラペチーノ 470円
マンゴーパッションティーフラペチーノ 470円
ドリップコーヒー(ホット) 340円
ココア(ホット/アイス) 410円


TAKIMOTOより(横手山山頂店で扱っていたメニュー)

店の基本情報

一応、このスターバックスの基本情報をまとめておきます。

営業時間(当時):9:00~15:00(リフト運行に同期)
所在地:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7149 横手山展望台
電話:0269-38-0770(現在は、スターバックスにはつながりません)
(後続のクランペットカフェの電話番号になっています)
座席数:40席
アクセス:横手山・渋峠スキー場にて
・横手山第3スカイペアリフト
又は
・渋峠第1ロマンスペアリフト(渋峠ロマンスリフト)

今は、閉店してしまったスタバですが、店の基本構造や雰囲気、傾向などは全て、クランペットカフェが引き継いでいます


Amebaブログより(横手山山頂にあったスタバ)

クランペットカフェ

では、スタバの後にオープンした、志賀高原クランペットカフェ(SHIGAKOGEN CRUMPET CAFE)を見てみましょう。

実を言うと、クランペットカフェには、スターバックスコーヒージャパンの社員が直接かかわったとのことです。

スタバ横手山山頂店に関わった現役スタバ社員が、スタバの支援を受けずに働きかけて実現したのがクランペットカフェ。

だから、クランペットカフェとスタバ横手山山頂店とは深いつながりがあると言えるのです。

詳細は、日本経済新聞で取り上げられていますので、興味のある方はその記事をご覧ください。

クランペットカフェは元スタバのあった場所にある

どんなお店なのか

さて、早速クランペットカフェの様子を見てみましょう。

前述の通り、スタバと同じ場所で、リフトの駅舎の2階にありますから基本構造は全く同じです。

クランペットカフェはリフトの駅舎の2階にある

雰囲気もとても似ていると感じます。

店の形や構造なんかは、まさに「そのまま」って思いますね。

クランペットカフェにはスタバの面影を感じる

スタバは山小屋の雰囲気を持っていましたが、クランペットカフェもその点は同じ。

シャレたカフェ店というイメージもそのままです。

店内に置かれている丸太の椅子は、スタバ横手山山頂点に置かれていたものを連想させます。

店内にある丸太の椅子はスタバ当時の椅子を連想させる

店内にはちょっとした小物を展示できるエリアが設けられています。

そこには、けっこうお洒落なグッズが並べられています。

店内にはシャレた小物がいくつも展示されている

このような小物は、いくつもまとまっているので、かなりのインパクト。

ンテリアを引き立たせてくれます。

壁際にもシャレた小物が並ぶ

しかも、店内の壁際やカウンタエリアなんかにも色々ありますので、目を引きますね。

どことなく、スターバックスが持つアート感覚に似ている気がします。

ゆったりくつろげるような造り

また、店内は決して広くはありませんが、見た感じはゆったりとした印象を受けます。

座席の間隔にゆとりがあり、全体的に窮屈な配置になっていないからでしょう。

入り口付近から見ると、わりと広く見える空間

奥は幅が狭いのですが、入口付近は広いので、店に初めて入る人は余計に広く思うかも知れませんね。

なんとなく、当時のスターバックの雰囲気が伝わって来ました。

カフェにあるテラス席は最高

そして、着目すべきは、店舗のテラス席です。

クランペットカフェには、テラス席があります。

店内から、外側に向かう階段を数段昇ると、屋根の中腹にあるテラスへ出られる構造。

店内から階段を数段昇ればテラス席に出られる

店内から外側を見れば、そのテラス席が直に見えます。

座席は、店外の上部に位置し、中からはあたかも浮いているような感じもあります。

テラス席は店外の少し上部にある

実際にテラスに出てみると、ベランダのような造り。

単に、座席が並べられているというより、立派なシート。

テラスには立派な座席がある

ゴージャス感もあって、プチ贅沢ができますね。

立派なテラスだけあって、きちんとした名称まであります。

ハイ・マウンテン・プライベート・テラス」(HIGH MOUNTAIN “PRIVATE” TERRACE)と呼ばれています。

通常では、「プレミアム・テラス」という呼称もあるとか。

テラスはHIGH MOUNTAIN “PRIVATE” TERRACEという名称がある

テラス席に、わざわざ固有の名称を命名するんですから、凄いですよ!

横手山山頂なら、「ハイ・マウンテン・プライベート・テラス」は、絶対に行きたい場所の1つですね。

そして、何と言っても最高なのがテラス席からの眺め。

テラス席からの眺めは素晴らしい

実は、山頂付近は割と平坦な地形が広がっています。

なので、山頂のどこからでも、広く下方を見渡せる訳ではないのです。

でも、クランペットカフェのあるリフト駅舎は、平坦な頂上の端に位置しているんです。

しかも、このテラス席は、その端の方向に位置する席。

下方に広がる広大な高原をしっかり見渡せるんです。

リフト駅舎の脇にある展望台すらも下方に見下ろせる

ただでさえ、周辺で最も高い山頂ですが、そこに建てられた建物の上部だからこそ、なおさら高さを感じます。

身の回りに、自分より高い位置に存在するものが無いような感覚に近いですね。

まるで座席が空中に浮いているかのような感覚

最高の気分になれます。

天気が良ければ、なおさらですね。(ちなみに、天候は山の気候。変わりやすいです)

絶景を眺めながらのコーヒーは格別

こんな素晴らしい空間で、上品なコーヒーを飲む。

非日常と言える、格別なひと時を味わえます。

メニューはスタバを意識?!

ところで、このカフェ店の名前「クランペット」って何だろうと思いませんでしたか。

実は、クランペットとは、英国発祥の料理で、マフィンに似たパンのことです。

日本では、まだあまり馴染みがありませんが、この料理を看板にしたカフェ店が、クランペットカフェなのですね。

だから、提供される料理の中心は、あくまでクランペット

クランペットは、マフィン風のパンのこと

見た目はマフィンにそっくりで、肉やツナ、卵、ハム、チーズ、ベーコンなどとのトッピングされたものがあります。

ジャムやバターをベースにした、甘い味に仕上げたクランペットも数多くあります。

せっかくなので、列挙しておきましょう。(以下、2023年8月現在)

品 名 値段
プルドポーク
PULLED PORK
\950
ツナメルト
TUNA MELT
\900
ロックス&クランペット
CHEDDAR CHEESE LOX
\950
卵・ハム・クリームチーズ
EGG, HAM & CREAM CHEESE
\800
ダブルクランペット&ベーコン
DOUBLE CRUMPETS w/CRISPY BACON
\1,500
りんご&クリームチーズ
APPLE JAM & CREAM CHEESE
\650
りんご、クリームチーズ&キャラメル
APPLE JAM & CREAM CHEESE w/CARAMEL SAUCE
\700
ブルーベリー&クリームチーズ
SOUR CHERRY JAM & CREAM CHEESE
\650
バター&ハチミツ
BUTTER & HONEY
\550
バター&レモンカード
BUTTER & LEMON CURD
\600
クリームチーズ&レモンカード
CREAM CHEESE & LEMON CURD
\650

食べ物はクランペットが中心

クランペット以外の料理としては、下記があります。

品 名 値段
ラクレットチーズ&ウィンナー
RACLETTE CHEESE & SAUSAGES
\1,500
ガパオライス
GAPAO RICE
\1,300
ビーフカレーライス
BEEF CURRY RICE
\1,200

そして、気になるのが何と言ってもドリンク。

カフェ」ですからね。

けっこうドリンクの種類は豊富ですね。

飲み物の種類はけっこう豊富

品 名 値段
コーヒー
BREWED COFFEE
\500
アイスコーヒー
ICED COFFEE
\500
アメリカーノ
AMERICANO – HOT/ICE
\500
エスプレッソ
ESPRESSO
\350
カプチーノ
CAPPUCCINO
\600
カフェラテ
CAFE LATTE
\600
カフェモカ
CAFE MOCHA
\650
キャラメルマキアート
CARAMEL MACCHIATO
\600
イングリッシュミルクティー
ENGLISH MILK TEA
\500
アールグレイ
EARL GRAY
\500
ブラックチャイティー
BLACK CHAI TEA
\500
ブラックバニラティー
BLACK VANILLA TEA
\500
ブラックチャイティーラテ
BLACK CHAI TEA LATTE
\650
ブラックバニラティーラテ
BLACK VANILLA TEA LATTE
\650
抹茶ラテ
GREEN TEA LATTE
\600
ソイミルク
SOY MILK
+\50
信州りんごジュース
LOCAL APPLE JUICE
\550
コーラ
COCA COLA
\450
辛口ジンジャーエール
DRY GINGER ALE
\450
ココア
HOT CHOCOLATE
\550
アフォガード
AFFOGATO
\600
グラスワイン(赤・白)
GLASS WINE
\750
志賀高原ビール
SHIGAKOGEN BEER
\750~

よく見ると、メニューの内容がスターバックスと同じ。

パクった!」と言っても過言では無い感じもします。

まぁ、スタバ社員が手掛けたカフェ店なので、ある意味では当然ですが…。

で、私たちが実際に飲んでみたのが、コーヒーとカフェラテ。

見た目が上品なコーヒーやカフェラテ

見た目も、プチ高級感があります。

実際の味も、上々でした。(ちょっと好みの味とは違っていましたが)

コーヒーには、よほど自信があるのでしょう。

コーヒー豆の販売も行っているんです。

コーヒー豆も販売している

標高2307mで販売されているコーヒー豆。

なんかそれだけで価値がありそうな気もしてきます。

コーヒー豆の販売なんかも、スターバックスを彷彿させてくれます。

満天ビューテラスと隣接

そして、クランペットカフェには、隣接して満天ビューテラスがあります。

テラスの名の通り、屋根のない開けた空間です。

クランペットカフェには、隣接して満天ビューテラスがある

満天ビューテラスからの絶景は素晴らしく、クランペットカフェの魅力の1つでもあります。

つまり、クランペットカフェと満天ビューテラスクは並行して位置。

リフト駅舎の2階へ上がると、左がクランペットカフェ入り口、正面が満天ビューテラスになっているんですね。

クランペットカフェと隣接する満天ビューテラス

満天ビューテラスは、リフト駅舎の上部にあるから頂上付近でも最上位。

だから景色がいいんです。

志賀高原の1つの象徴でもあり、「てっぺん横手山」とか「Mt.Yokote 2,307m」などのネーミングもあります。

英語では、「満天」と「マウンテン」を掛けて、MOUNTAIN VIEW TERRACEと呼称しています。

満天ビューテラスは志賀高原の1つの象徴

クランペットカフェからは、ガラス越しに満天ビューテラスが見えます。

なので、クランペットカフェ店内からの視界も魅惑的になるんですね。

クランペットカフェからガラス越しに満天ビューテラスが見える

クランペットカフェが空中に浮いているような感覚すら覚えます。

なんとも爽快な気分にさせてくれます。

見応えある景色

では、満天ビューテラス(横手山山頂展望台)からの実際の景色を見てみましょう。

見下ろすとリフトが見える

ここは、リフト駅舎の2階なので、見下ろすとリフトが見えます。

そして、その背景には壮大に広がる景色

雲も眼下に見下ろせるくらいですね。

リフトの脇には別な展望台(POINT 2307 TERRACE)もあります。

真下には別な展望台がある

この展望台からの景色も絶景ですが、満天ビューテラスは更にその上。

付近一帯で最も高い展望施設なんです。

リフト駅舎の2階部分にある

満天ビューテラスが、駅舎の2階に位置するからなんですね。

テラスは、リフト側にありますので、その反対方向を除いた大きな視界が広がっています。

なので、見渡す方向を変えれば、別な景色も楽しめます。

方向を変えれば別な景色も楽しめる

ちょっと方角を変えると、地形の構造が異なるので雰囲気もだいぶ違います。

ちなみに、満天ビューテラスは単に「展望台」と呼称されることがあります。

満天ビューテラスは単に「展望台」と呼称されることがある

実際、クランペットカフェの入り口(一階)には、満天ビューテラスを指して、「展望台」の案内表示があります。

また、先ほどの写真の下方にあったPOINT 2307 TERRACEも「展望台」と呼称するのですね。(詳しくは後述)

なので、横手山山頂の展望台と言えば、

  • POINT 2307 TERRACE(リフト到達点の地表上)
  • 満天ビューテラス(リフト駅舎の2階)

の両方を意味します。

混同しないように注意して下さい。

スタバを思い起こさせる

ここまでで、クランペットカフェの魅力を、十分わかって貰えたと思います。

また、どことなくスタバに似ている一面も感じて貰えたことでしょう。

でも、他にもスターバックスを思い起こすようなところがあります。

コーヒー豆の袋が置かれている

例えば、カフェ店へ向かう階段の途中には、上記のようにコーヒー豆の袋が置かれています。

これを見ると、スターバックス・リザーブ・ロースタリーを思い浮かべてしまいます。

コーヒー豆の袋が別な場所にも置かれている

直ぐ近くの別な場所にコーヒー豆の袋があります。

そして、店舗への案内表示は、まるでスタバの黒板アート。

スタバを思わせる黒板アート

もしかしたら、スタバ横手山山頂店で使っていた黒板かも知れません。

いずれにせよ、当時のスタバ横手山山頂店の面影が残る感じ。

色んな面でスターバックスを思い起こさせてくれますね。

必見! 一度は行ってみたい日本一のスターバックス

中目黒の凄いスタバ・リザーブ・ロースタリーの詳細をフロアマップで案内

横手山山頂の様子

では、クランペットカフェのある横手山山頂の様子をもっと詳しく見てみます。

山頂は平坦な空間が広がる

横手山山頂と耳にすると、頂上だから狭いと思うかも知れません。

たしかに、最高地点となる頂上は一点かも知れません。

しかし、横手山山頂と呼ばれる地域は、クランペットカフェを含んだ割と広いエリアなのです。

横手山山頂は割と広いエリア

写真を見て分かるように、ちょっとした広場という感じですね。

夏場はカフェでくつろぎながら、山頂で涼んで快適なひと時。

冬場はスキーの途中、広いゲレンデエリアでちょっとひと休み。

そんな過ごし方ができるエリアです。

私が訪れた時は、山頂でのんびり過ごす家族なんかが目に付きました。

のんびり過ごせるほど広いんですね。

満天ビューテラスから見ても広いエリアだと分かる

満天ビューテラスから見ても分かりますが、まるでちょっとした広場。

この山頂にはクランペットカフェの他にも、ちょっとした施設があります。

山頂エリアの様子は下記の通りです。

山頂にはクランペットカフェの他にも施設がある

図中で点線内の丸いエリアが、ほぼ標高が同一で平坦な部分

この中で、クランペットカフェは赤で示した場所満天ビューテラスは水色で示した場所にあります。

左右にあるリフトを利用してこの山頂にアクセスできます。

また、上部にある山道を歩いてアクセスすることも可能。

山頂付近なので、アンテナが設置されている塔が2つあります。

図中の紫色の場所には、横手山頂ヒュッテがあります。

また、茶色の場所には展望台(POINT 2307 TERRACE)があります。

山頂にある横手山頂ヒュッテ

それでは、横手山頂ヒュッテと展望台を、もう少し詳しく見てみましょう。

横手山頂ヒュッテ

横手山頂ヒュッテは、いわゆるパン屋さんです。

山頂にパン屋であることから、Mt.Bakeryとの呼称もあります。

横手山頂ヒュッテの正面入口

雲海を見られることから、「雲上の宿」との別称もあります。

見た目は、木で作られた山小屋の感じがします。

右手が厨房エリア

店に入って中に進むと右手に厨房があります。

パン屋と言えども、食事やドリンクがあります。

ドリンクは、コーヒー、アメリカン、カフェオーレ、カプチーノ、アイスコーヒー、紅茶、アイスティ、ココア、ホットミルク、アイスミルクなど。

カルピスやジュース、ビールなんかもあります。

食事は、かけうどん、肉うどん、力うどん、鍋焼きカレーうどん、カレーライス等々。

ポルシチスープ(ロシア料理)、ポルシチとパン、きのこスープ、きのこスープとパン、パングラタンなど、個性のある料理もあります。

噂では、きのこスープが一番人気だとか。

もちろん、パン屋なので色んなパンがあります。

客席エリアはけっこう広い

客席エリアはけっこう広く、奥まで席が並んでいます。

建物が縦長で、奥行きがあります。

建物は奥行きがある

小屋の外には屋外席が並び、景色を見ながら飲食を楽しめる構造。

横手山頂ヒュッテの後方

建物の奥(後方)には窓のある個室もあります。

ヒュッテの名の通り、山小屋の雰囲気があります。

どことなくカフェのような感じもしますね。

展望台(POINT 2307 TERRACE)

この展望台は、リフト駅舎のすぐ脇にあります。

リフトに乗っていると、駅舎の少し手前に見えます。

リフト終着点付近に展望台がある

この展望台は、ポイント2307テラス(POINT 2307 TERRACE)と呼ばれています。

POINT 2307 TERRACEと表示されている

頂上近くの山腹にあるため、展望しやすくなっています。

展望台の手前から見ると、まるで宙に浮いているような感覚

展望台は、まるで宙に浮いているようにも見える

展望台の入り口には、「展望台」と表記されています。

椅子やテーブルもあるので、のんびり過ごすこともできますね。

けっこう広く椅子やテーブルもある

展望台はけっこう広く、空と繋がった感覚も味わえます。

ここからの景色も当然、素晴らしいです。

展望台からの眺めは格別

下方を見れば独特の景色。

遠くを見渡せば志賀高原の一帯を俯瞰できます。

見渡す方向で景色も全く違う

ちょっと見る方角を変えると、違った景色も味わえます。

周辺には他にも飲食店がある

横手山は大きく2領域に大別される

ところで、横手山の飲食店(広義にはカフェ店)と言えば、他にもあります。

そもそも横手山と呼称する地域は、下記の2つに大別されます。

(1)横手山山頂
(2)横手山

(1)横手山山頂は、通常はリフトでアクセス(山歩きでも可)する山頂付近

今まで説明してきた、クランペットカフェや横手山頂ヒュッテがあるエリアです。

(2)横手山は、国道が通っていて自動車でアクセス可能なエリア。(冬場は閉鎖)

横手山山頂より低い場所に位置しています。

横手山山頂を含んだ周辺一帯とも言えます。

横手山は山頂と横手山付近の2つのエリアの総称

図を見て分かるように、山頂にある飲食店が、

  • クランペットカフェ(★赤色
  • 横手山頂ヒュッテ(●紫色

です。そして、国道沿いにある飲食店は、

  • 2307スカイカフェ(▼紺色
  • 横手山ドライブイン(■茶色
  • 渋峠ホテル(◆黄土色

の3店です。

いずれもコーヒー等を提供していますので、広い意味ではカフェ店。

「横手山のカフェ」だけだと混同しやすいので注意しましょう。

以下、国道沿いにある飲食店3つについて触れておきます。

2307スカイカフェ(2307 skycafe)

2307スカイカフェは、スカイレータ(いわゆる動く歩道)の出発地点にあります。

スカイレータからは下方に見える

スカイレータに乗っていると、下方に2307スカイカフェが見えます。

別称「天空のカフェ」とも言われ、絶景を眺めることができます。

規模は小さいですが、洒落たフードや飲み物が揃っています。

規模は小さいがシャレた飲食物が揃っている

詳しく見たい人はインスタグラムが便利です。

https://www.instagram.com/2307_sky_cafe/

横手山ドライブイン

2307スカイカフェの近くにあるのが横手山ドライブインです。

横手山ドライブイ

2307スカイカフェとは共通の駐車場になっています。(地続き)

看板表示にあるように、標高2100mに位置しています。

横手山ドライブインは標高2100m

1階は、お土産・売店コーナーで、2階部分に飲食店があります。

展望レストランと呼称され、各種うどん・そば、かつ丼やカレーライスがあります。

ドライブインの2階に飲食店がある

ドリンクは、コーヒーや紅茶、ココア、コーラ、ジンジャーエールなどがあります。

渋峠ホテル

渋峠ホテルは、渋峠にあり県境の宿とも呼ばれています。

県境の宿とも呼ばれる渋峠ホテル

建物の外側にも書かれていますが、群馬と長野の境目にあります。

国道最高地点からも近く、国道最高地点への到達証明を発行してもらえる場所でもあります。

渋峠第1ロマンスペアリフトの駅舎のすぐ近くにありますので、リフトからも見ることができます。

渋峠第1ロマンスペアリフトの駅舎の近くにある

名称の通り、ホテルですから宿泊することができますが、食堂・喫茶店の営業をしていますので、飲食も可能なのです。

横手山の山頂への行き方(アクセス)

では最後に、横手山山頂へのアクセス方法を説明しておきましょう。

横手山山頂へのアクセス方法

基本的なアクセス方法は、リフトです。

冬季の場合国道292号線は閉鎖されてしまいます。

なので、横手山スキー場のリフトで、

「横手山第1スカイリフト(A/B)」(地図表示外)→「横手山第2スカイトリプルリフト」→「横手山第3スカイペアリフト」(山頂)

のように乗り継いで頂上に向かいます。

冬場は、スキー場の休息所として利用することになります。

夏季の場合、自動車で国道292号を通行できますので、横手山ドライブインの直ぐ近くにあるスカイレータ(いわゆる動く歩道)が利用できます。

夏場はスカイレータの利用が便利

横手山頂往復券が販売されていて、リフトを併用し、

スカイレータ出発地点→(「スカイレータ」+「横手山第3スカイペアリフト」)→山頂→(「渋峠第1ロマンスペアリフト」)→渋峠→(無料シャトルバス)→スカイレータ出発地点

のような移動が可能です。

横手山を一周できるコースです。

スカイレータを降りたら、横手山第3スカイペアリフトに乗る

また、(「スカイレータ」+「横手山第3スカイペアリフト」)或いは「渋峠第1ロマンスペアリフト」だけの片道券も販売されています。

更に、「スカイレータ」+「横手山第3スカイペアリフト」+「渋峠第1ロマンスペアリフト」のダブル往復券なんかもあります。

ただし、平日など運営日が限定されていますので注意しましょう。(詳しくは【公式サイト】が便利です)

渋峠第1ロマンスペアリフトはけっこう距離が長い

夏山シーズンなら、登山も悪くありません。

地図に示した紺色の道路が山道で、このルートを通って登山ができます。(渋峠に自動車を駐車可)

横手山山頂へのアクセス方法

私が訪れた時は、渋峠第1ロマンスペアリフトに沿って登山している人を何人も見かけました。

スキー場内なので、山が切り開かれていて、歩くことができるのですね。

あと、地図にはありませんんが、横手山ドライブイン付近からもジグザグ道を通る登山道があります。

但し、それなりの登山装備が必要になりますのでご注意を。

ちなみに、地図に示した紺色の山道は、自動車も通れるようなルートですが、運営会社の私道ですから一般の人は通行できません。

――――――

さて今回、今は閉店してしまったスターバックス横手山山頂店を偲ぶためフランペットカフェに足を運びました。

大自然に包まれた壮大な景色の中で飲む一杯のコーヒーを想像して、こんなスタバに行ってみたいと思った人もいることでしょう。

そんな方にお勧めなのが、白馬にある「うさぎ平カフェ」です。

ここには、スターバックスの正規店舗ではありませんが、スターバックスと提携したお店があります。

スターバックスのロゴもあり、味もスターバックス

メニューとかは限定されますが、事実上、スターバックスなんですね。

標高は横手山山頂ほどではありませんが、そこには白馬の山々を見渡せる絶景があります。

機会があれば、ぜひ一度、足を運んでみては如何でしょう。

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