スターバックスでコーヒー豆を購入している人も多いと思います。
厳選された豆に高い製法技術により作られる高品位なコーヒー豆は、確かに魅力があります。
しかし、実際のコスパの点ではどうなのか、もう少し安くならないものか、という疑問も残り、ちょっと高いのではと感じる人も少なくないでしょう。
コーヒー豆の価格
まず、実際に購入できた話をする前に、スターバックスの店頭で販売されているコーヒー豆について見て行きましょう。
通常販売されているパッケージは250g入りで、販売価格は商品によって異なります。
私が頻繁に購入する商品は、深煎りタイプのエスプレッソローストやフェアトレードイタリアンローストですが、これらの価格はそれぞれ1240円、1140円(税抜)です。
これらをグラム当たりの価格に換算すると、それぞれ4.96、4.56円/gになります。
参考までに、市販のコーヒー豆の中で、売れ筋の商品であるUCCレギュラーコーヒーの価格を見てみます。
このコーヒーは、400g入りでけっこう安く販売している量販店では437円(税抜)で販売していました。グラム当たりの価格に換算すると、1.09円/gになります。
以上を、改めて整理すると、グラム当たりの価格は、
エスプレッソ(スターバックス)・・・4.96円/g
イタリアン(スターバックス)・・・4.56円/g
レギュラー(UCC)・・・1.09円/g
4倍も違うの?と感じますが、商品グレードやブランド力が異なるからですね。
本来は、同じグレードで比較するべきですから、上記はあまり適切な比較とは言えません。
しかし、広く市販されているコーヒー豆の実売価格と比べると、これくらい違うということをお分かり頂けると思います。
もし、市販のコーヒー豆でも高グレードの商品と比較すれば、ここまでの差はありません。
むしろ、商品によってはスターバックスのコーヒー豆よりも高価なものもあります。
コーヒー豆は外販もある
さて、スターバックスのコーヒー豆は、市販されているコーヒー豆の中では比較的、高い方に位置します。
従って、もう少し安くならないのかと思うのも当然です。
また、「コーヒー豆って本来そんなに高いものではないのでは?」と疑問に思う人もいるでしょう。
セブンカフェなどは1杯100円で気軽に飲めることで人気も出ていますが、これはコーヒー豆の原価が決して高くないことの表れでもあります。
スターバックスのコーヒー豆が高めの理由は簡単です。
スターバックスの場合、豆を厳選しているのも理由のひとつですが、ブランド力を持たせるために価格を高めに設定している点も無視できません。
こういう傾向は、なにもスターバックスに限らず、ブランド志向の強いメーカなどでも同じです。
では、ブランド志向の強いメーカの商品は安く買えないのでしょうか。答えはノーです。
adidasやNIKEなどは、スポーティーなファッショングッズなどで有名ですが、直営店や公式サイトよりも安く買えたという経験はないでしょうか。
adidasでもNIKEでも、ブランド力を保つために値崩れは回避しようとするのは当然です。しかし、その一方で相応の販売数を実績として確保しなければならないのも事実です。
そのため、色々な販売店において、けっこう安く購入できる場合が出て来るのです。
スターバックスの商品もこれと同じで、カフェラテなどは一般のスーパーなどで広く扱っています。
また、季節限定品ですが、スターバックススパークリングシトラスメロディーやピーチピンクフルーツwithピーチジェリーといった商品などは、コンビニで広く販売する体制をとっています。
スターバックスのコーヒー豆も同じで、数は決して多くないのですが、一般の販売店に並ぶ商品もあります。そして、これらの商品の中には、スターバックスの店舗で購入するよりも比較的安い場合があります。
実際に販売されている商品や販売店は一部に限られていますし、誰でもどこでもいつでも買えるとは限らないでしょう。
しかし、そうした機会を見逃さないようにすることが大切と言えます。
ネット販売はどうか
なに言っているの!ネットで買えばいいじゃん!
そんな声が聞こえて来ました。
確かに何を買うのも、ネット販売の方がやすいのが普通。
で、いざ調べてみると。
スターバックスの店舗で販売しているコーヒー豆の類は、ネット上でもあまり安くありません。
ほんの少しやすいくらいですから、送料を考えるとちょっと引いてしまいます。
また、店舗よりは安い商品もありますが、もとからコスパがよくない商品が目立ちます。
おっ!これは凄い激安ってものがありましたが、カークランド品で、なんと5~6kg入りの大量購入品。
さすがにコーヒーが好きな私でも、個人でこれだけの量を飲むのは無理な感じです。
ようするに、通常のスターバックスのコーヒー豆を格安で買うなんて、普通はできないってことです。
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さすがコストコ
しかし、普通はできないことでも、稀になら可能だということです。
それが、私が格安で購入することができた商品です。(ようやく本題ですが…)
私が購入したのは、デカフェハウスブレンド(Dekaf HOUSE BLEND)の566g入り(粉)で、977円でした。
グラム当たりの値段だと、1.73円/gまで低くなります。(UCCレギュラーコーヒーの1.09円/gには及びませんが)
この商品を、スターバックスの店舗で購入する場合は、250g入りで、1240円。
グラム当たりの値段だと、4.96円/gになります。
内容量が違いますから全く同じ比較にはなりませんが、グラム当たりの価格の比較では、4.96円に対して1.73円ですから、約35%の値段、65%オフってことです。
見方によっては凄い割引ですね。
65%オフですよ。65%!
この商品。日本のコストコで購入しました。
コストコが直接アメリカから輸入しているのですね。
だから日本法人のスターバックとは関係ありません。
もちろん、コストコで購入しましたので、基本的にコストコ会員でないと買えません。
また、いつも販売している商品ではありませんし、いつ入荷するか、どのコストコで扱っているかもハッキリとはわかりません。
タイミングよいと、ラッキーって感じで買えるような商品です。
でも、この価格で買ったのはまぎれもない事実です。本当に安いですよね。
この商品。敢えて難を言えば、粉ってところです。
本当はミルしていない豆の方を購入して、その都度、ミルする方がおいしいくて良いのですが、粉タイプしか売っていませんでした。
そして、この種の商品は、コストコで不定期に扱っていて、自分の好みの商品が置いてあると、ラッキーって感じなんです。
実際、過去にもスターバックスの商品は色々とコストコで買っています。
いつも購入できる商品ではありませんが、タイミングがあえば購入できます。
こんな商品もあるんだってことを頭に入れておけば、あなたも買えるチャンスが来るかも知れません。
コストコを知らない人は、知り合いに会員が居れば同伴者として買い物できますから、一度試しに見に行ってみるのも悪くないでしょう。