ブログを開始して日々、記事を投稿し続けてきましたが、10ヶ月目を迎え、気付いたら投稿数が300記事を越えていました。
振り返ればあっという間でしたが、こんなに記事を書いて来たのかと、自分でも驚くくらいです。
ただの会社員である私が、これだけ継続して来られた秘訣って、いったい何だろうと自分に問うてみたところ、そこにはそれなりの理由があったと感じます。
時間との戦い
まず、何と言っても、プロでもない私が継続するためには、いかに日々、時間を作るかが大事です。普通の会社員である私は、平日は朝から晩まで仕事をしていますし、忙しくて残業をすることも頻繁にあります。
そんな環境の中で、日々継続して記事を書き続けるには、どうしても時間を確保しなければならないわけですが、退社後から就寝前の時間や、週末の空き時間を中心に記事を書くだけでは、どうしても時間が不足しがちで、思うように記事が書けないのが現実です。
そこで徹底してきたことが、「スキマ時間の利用」です。これは、日々のちょっとした合間(あいま)の時間を有効に利用することですが、具体的には会社の昼休みや休憩時間、就業開始前のわずかな時間、或いは、子供の習い事の送り迎えの待ち時間、通勤途上の車中にいる時間、その他、ちょっと早めに目が覚めた時のわずかな時間や、それこそ入浴時に湯船につかっている時間などなど、ありとあらゆる時間を無駄にしないようにしてきました。
実際に記事を書くことができるのは、端末を操作できる状況の時しかありませんが、記事の全体の構想を思い浮かべたり、ネタを考えたり、文章の展開や表現を考えたりすることなら、どんな状況にある時でも、例えほんのわずかな時間であったとしてもできることです。
要するに、一分一秒も無駄にしないとの意識を持っていたことが大きかったと感じます。
ネタ探し
次に大事なことは、記事にするネタを抽出することです。
ブログを始めたばかりの頃は、あれを書きたい、これも書きたいと、たくさん思いついたものですが、いくつもの記事を書いてくると、次は何を書こうかと迷ってしまうものです。
私が実践してきた方法は、実際に記事にするかどうかは別として、記事になりそうな候補のネタをリストにしておくことです。
そして、そのリストの中から実際に記事にする題材を選びますが、そのリストには、日頃から思いついたネタを常に追記するようにして、常に多くの候補から選べる状況を作っておくことがコツでした。
このリストは常に携帯しておいて、日々目を通しては、必要に応じてメモを追記して、記事の内容を膨らませられるようにしてきましたし、今もそのように継続しています。
リストに残しておけば、そこから新たなネタを思いつきもしますし、少し見方を変えた内容の記事を考え直すようなことも容易になります。
また候補にあげるネタも、常日頃から何事に対しても関心を抱くように心がけたり、身近な目につくものに対しては、何でも興味を持つように心がけたり、当たり前であることでも疑問視してみたりなど、日々の生活の中で題材にならないか、との意識を強く持ち続けてきたことも大きかったと思います。
躊躇なく
そして、実際の記事を書く場合には、ネタに対して躊躇しないことも大切だと思います。
良い記事を書こうと思うと、「この記事では読んでもらえないのでは」と考えるものですが、心得としては「10人中9人が読んでくれなくても、たった一人でも読んでくれる人がいれば良い」くらいの思いに立つことが大事だと思います。
10人中9人にとっては役に立たない情報、興味のない情報かも知れませんが、ある一人にとっては役に立つ、興味のある情報であればそれで良いのです。
要は、このブログはつまらないと9人の人が思っても、一人の人に面白いと思って貰えればそれでよいと、そのように割り切って行くことが大切でしょう。
実際、万人受けする記事なんて、よほどの内容でなければまずあり得ません。どんなに人気のあるブログでも、それをつまらないと思う人はいるものです。興味を持ってくれるであろう読者の視点に立って、堂々と記事を書けば良いと思います。
モチベーション
そしてもう一つ大事なことは、モチベーションを維持する事でしょう。
真面目に読者のためになることを心がけて積み重ねて行けば、それ相応に結果は伴うものです。
その結果として、一歩一歩であっても確実にアクセス数を伸ばすことができたのが、取り組む気持ち、モチベーションの維持につながったのだと思います。
短期的に見れば、アクセス数が減ったり、思うように伸びなかったりもしましたが、目先だけの結果を見て一喜一憂することなく、自ら気持ちを奮い立たせて、継続して来れたことも大きかったと考えています。
思うように結果が出せない時も、下を向かずに、うまくいかない原因を冷静に分析して対策したことが、結果として少しずつの改善につながって行ったのだと思います。
ブログを持続して行こうと考えている方には、何かの参考になったのではないでしょうか。