白馬八方の山中にあるうさぎ平には、スターバックスコーヒーを楽しめるカフェがあります。
このカフェは、通常のスターバックスコーヒーとは趣が違いますが、味わうビバレッジはまさにスタバ。
標高1400mに位置して絶景を眺めながらの一杯は、格別の味わいになります。
うさぎ平のスタバ
今回、登山を機に足を運んだのが、うさぎ平カフェ。
うさぎ平へ行くのは、今回が3回目でした。
以前は、カフェが閉店後であったため飲む機会を得ることができませんでした。
なので、今回は待望の1杯。ガッチリ紹介します。
さて、このカフェ店。スタバと言いながらもちょっと何かが違います。
スターバックスコーヒーの公式サイトを探しても、この店舗は見つかりません。
白馬で見つかる店舗は、「スノーピークランドステーション白馬店」だけです。
うさぎ平店なる店舗はありません。
でも、店の看板を見れば確かにスターバックスコーヒーのトレードマークがハッキリ見えます。
だから人によっては、
「何か怪しい、スターバックス」
と思ってしまうかも知れませんね。
でも、心配は無用です。
スターバックスが公式に認めた店で、スタバと同様の高品質のコーヒーが味わえるのです。
正規のスタバなのか
でも、いったいどんな位置づけの店舗なのか、気になりますよね。
スタバじゃないけどスタバ。
これでは、誰も理解できませんからね。
この店舗は、実は、スターバックスが始めた”店舗以外でコーヒーを提供するサービス”の1つとしてオープンしたのです。
そのサービス名は、”We Proudly Serve Starbucks TM”。この店の店頭にも書かれています。
実は、以前からも、この取り組みはあって、企業のオフィスなどで利用されてきました。
しかし、オープンスペースとして開設されたたのは、うさぎ平カフェが初めてなんです!
ある意味では1号店ですね。
要は、白馬観光開発がスターバックスと商品提供契約を結んでできたお店が、うさぎ平カフェ。
だから、正規の店舗でなくても、スターバックスコーヒーの味が楽しめるのです。
こんなリゾート地において、スタバのビバレッジを堪能できるなんて、最高ですね。
ちなみに、”We Proudly Serve Starbucks TM”については、スタバの公式サイトにプレスリリースが出ていますので、興味のある方はそちらをお読み下さい。
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どんな店舗か
さて、実際のお店がどうなのか見て行きましょう。
お店の名称は「うさぎ平カフェ」ですが、看板はローマ字で「HAPPO USAGIDAIRA CAFE」と書かれています。
うさぎ平テラスと呼ばれる3階建ての建物の中にあるんですね。
このカフェを建物の外から見ると、こんな感じです。
普通のスターバックスの店舗のような看板はありませんが、トレードマークはしっかりあります。
なんか不思議な雰囲気ですね。
見ると建物の1階に位置しています。
ゴンドラを降りて上にあがった所にあります。
建物の見取り図を見ると下の方にあるのが分かりますね。
うさぎ平テラスには、他にレストランやラウンジもあります。
そして、屋上は白馬マウンテンビーチと呼ばれるリラックスできる空間。
まさに、リゾート地ならではですね。
詳細は、ウサギ平の公式サイトをご覧くださいね。
では、店をもっと詳しく見てみましょう。
店内はカウンターだけで、飲食スペースはありません。
でも、店外には飲食できるスペースがけっこう確保されています。
ちょっと休息するなら十分ですね。
店内にはレジカウンターが1つしかなく、決して広くはないですね。
メニューも正規の店舗と比べるとかなり限定的。
ビバレッジ | 料金(税込) |
ドリップ(HOT/ICED) | \360(Short) |
\400(Tall) | |
カフェラテ(HOT/ICED) | \490(Tall) |
バニララテ(HOT/ICED) | \560(Tall) |
キャラメルラテ(HOT/ICED) | \560(Tall) |
カプチーノ(HOT) | \490(Tall) |
カフェアメリカーノ(HOT/ICED) | \450(Tall) |
カフェモカ(HOT/ICED) | \570(Tall) |
エスプレッソ(HOT) | \390(ソロ) |
\440(ドビオ) | |
ココア(HOT/ICED) | \540(Tall) |
食べ物としてはドーナツが置いてあるくらい。
とは言え、あくまでスタバのコーヒー。
きちんと専用のコーヒーマシーンもおいてあります。
ビバレッジを楽しむなら十分でしょう。
ただ、1つ頭に入れておくべきことは営業日と営業時間。
基本的に夏場の登山シーズンと冬場のスキーシーズンだけ。
ゴンドラが営業していないと、このカフェも営業しません。
不定休なので、「その日に限って休み」なんてこともあるかも知れません。
営業時間も一般の店舗と比べるとかなり短時間。
一応、9時から16時00分にはなっていましたが、実際はシーズンによって多少前後します。
「登山の帰りがけにでも寄ろう」
なんて考えていると、閉店してしまうかも知れません。
営業時間には特に注意しましょう。
白馬の絶景が何より
さて今回、三度目にしてようやく開店時間内に訪店。
待望の一杯を満喫することができました。
そこで感じたことは、
「絶景がコーヒーの味を最高にしてくれる」
ということです。
飲食って味はとても大切ですが、どのような環境であるかも大切です。
スターバックスは、オシャレな店も多く、立地場所として優れた店舗も多くあります。
富山の冠水公園なんかもそうですね。
でも、圧倒される大自然の中で飲む1杯のコーヒーは格別。
普通の店舗では絶対に叶いませんよ。
なんせ、うさぎ平カフェは標高1400メートルに位置して、山々に囲まれ、白馬の街を見下ろせるのです。
空気もきれいで、緑にもあふれる。
しかも、夏は登山の時に足を休め、冬はウィンタースポーツを楽しみながら休息。
たった1杯のコーヒーが、すごく大きな価値を持つようになるんです。
夏は白馬へ登山。冬は八方尾根で冬スポーツ。そして、うさぎ平で一杯のコーヒー。
もう、白馬へ行くしかないですね!
正規のスタバ店舗とは違うが
肝心なことを言い忘れいました。
コーヒーの味です。
店員に、
「何の豆ですか?ハウスブレンドですか?」
と聞いたのですが、その答えは
「???。」・・・「普通のドリップコーヒーです。」
と。
こりゃダメだと思った私は、それ以上は無駄だと思って話を止めました。
普通のスタバの店員と比べるとレベルが低いんですね。
まぁ、看板にスタバは掲げていても、あくまでリゾート地に店舗を構えるカフェ店の1つ。
仕方ありません。
でも、味だけは本物でした。
ハウスブレンドとイタリアンブレンドの中間のような味わい。
ダークローストで、深いコクがあり、苦みは適度で酸味はほどんどない。
私の好みの味そのもの。多くの人が飲める味でもあると思います。
正規の店舗ではないとは言え、さすがにスタバ品質のコーヒー。
これだけは間違いないですね。
ちなみに、スターバックスカードは利用不可でした。
ところでスタバと言えば、Wi-Fiがあってこそです。
店内に座席がないのでさすがにネット環境は厳しいのか・・・。
そう思うかも知れませんが、実はうさぎ平テラスそのものにWi-Fiの環境が整えられているのです。
嬉しい限りですね。
メニューは少ないものの味は確か。
ネット環境も整っていてとても快適。
まして、標高1400メートルの絶景ありですから、行かない手はありませんね。
アクセス方法は
実際の行き方ですが、八方尾根のゴンドラ1本です。
白馬の中心地から出ています。
夏場なら山登りを兼ねてもよし。
冬場ならスキー、スノボーの合間に一杯。
うさぎ平テラスは、非日常を味わえる素晴らしい場所。
スタバのコーヒーと共に満喫しましょう。
詳細はうさぎ平の公式サイトが便利です。