先日、通りがかった道の駅「おがわ」にある食事処「味菜」(あじさい)で食事をしてきました。
空腹を満たせればそれでいいと思って注文した料理は「かき揚げ丼」でしたが、実際に食べたところ、その質の高さには驚きを覚えました。
「たかだか道の駅」と思っていた私でしたが、「決してあなどれない」との思いに変わりました。(本記事は、追記に次ぐ追記で情報満載です。多くのメニューも紹介しています。)
目次
味菜ってどんな店
私が足を運んだお店は、道の駅「おがわ」にある食事処で味菜(あじさい)と言う名前です。(シャレた名前!)
その店は、長野市と大町市の間にある県道31号沿い(県道36号とも重複)に面していて、よくある普通の道の駅の敷地内にあります。
本当にごくごく普通の道の駅。
というより、実際は超地味な道の駅です。ともすれば、ただ通り過ぎてしまうだけの、あまり目立たない道の駅ですね。
どこにでもいる存在感0(ゼロ)みたいな奴。
この道の駅、名称を「おがわ」と言いますが、これは小川村に位置していることがその由来です。
食事処の店名「あじさい」は、花の紫陽花(あじさい)ではありません。
味と菜を組み合わせて「味菜(あじさい)」と呼称しています。
恐らく、地元で取れる「菜」類を用いて、良い「味」を提供しようとする願いが込められているのでしょう。
食事処といっても、うどんやそば、定食や丼ものなど、けっこう限られたメニューです。
そしてメニューだけ見れば、どこの食事処にもある、非常にありふれた感じがします。
いわゆる「とりあえず食えればいい」って感じのよくあるメニューなんです。
つまり、メニュー見ただけで食べたくなくなるような。
「あー。他の店にすれば良かった」
なんて、思うかもです。事実、そう思っていました、私も。食べるまでは。
しかし、実際の料理は全然違っていました。
出会い系サイトで「写真と実物、全然違うっ!」の真逆みたいな。
決してありふれていない、質の高い味わい深い料理だったのです。
実際に私が食べた料理は
私が注文した料理はかき揚げ丼。
好きな食べ物でしたし、値段も900円(税込)と手頃だったからですね。
しかも、ごはん大盛りでも追加料金なしだったので、大盛りにしました。お腹へってましたからね。
で、出てきた料理が下記の写真の通り。
見ての通り、とてもボリューム感のあるかき揚げ丼です。
これを見た瞬間、「ただものじゃない!!」と感じました。
しかも、丼といいながら、ヒジキと漬物と味噌汁も付いていて、ちょっとした定食みたいです。
「いただきま~す!」
と腹をへらしている家族を横目に見ながら、先に食べ始めました。
「サクッ!サクッ!」
本当に、そんな音が出てくるくらいサクサクしているんですね。
まさに揚げたてです。作り置きしたものではないですね。
「うまっ!」
って感じで、一口、二口と食べて行くと、口の中で野菜たちの新鮮な風味が広がっていくような…。
そして、なんとも言えない旨みが伝わって来ました。
人生半世紀。今まで食べたかき揚げ丼で一番おいしいと思える味でした。
こんなド田舎にある、とてもとても地味な道の駅の中にある小さな食事処に、こんなにも旨い料理があるなんて…。
砂漠のど真ん中でオアシスを発見するくらい衝撃的なことでした。
味噌汁も、典型的な信州味噌で具だくさんでした。
栄養面を考えても、とてもありがたいことだと感じました。
家族が食べた料理
で、私の家族が何を食べたか。気になりませんか。
気になりますよねー。
では、教えて差し上げましょう。
妻はとんかつ定食、子供たちは二人ともざるうどんでした。
「えっ?単なるとんかつ定食とざるうどん?」
今、そう言いましたよね。私には聞こえました。
確かにその通り、とんかつ定食とざるうどんです。
メニューだけ見た時は、私も「単なるとんかつ定食とざるうどん」だと思っていました。
でも、実際の料理を味見をさせて貰った後は、「単なる」という形容詞は削除しました。
むしろ、「単なる」より「上質な」が相応しいですね。
では、実際の料理を見てみましょう。
これが妻が食べた、信州オレイン豚とんかつ定食(税込1200円)です。
見た目だと、まだまだ「単なるとんかつ定食」です。
で、ひと口「パクっ!」と食べて、
「上質なとんかつ定食」
に変化しました~。
実はこのポーク、信州オレイン豚とも呼称されるような名のある豚肉なんですね。
どこにでもある豚肉ではないのです。
実際食べたとんかつは、厚みがあってとても柔らかく、臭みも無くて質の高さを感じました。
一見、どこにでもありそうなとんかつ定食です
しかし実際は、そう簡単には食べられない選ばれた肉を使っているんですね。
「おぅ。これは凄い!」
かき揚げ丼で既に衝撃を受けていた私には、ダブルショックという感じでした。
「この店。ただものじゃない」・・・ただ(無料)ならいいけど…。
そんな思いが湧いてきました。
かき揚げ丼と同じ、ひじき、味噌汁、漬物が付いていたのもうれしい点です。
そして最後。子供達が注文したざるうどん(税込800円+大盛り100円、を2つ)です。
「えっ?これもただのざるうどんでは…」
今、そう思いましたよね。
実は、私もそう思っていました。食べるまでは。
ひと口食べて、
「うまっ!」
となりました。
実はこのうどん、手打ちではないそうですが、手打ちみたいな感じがしました。
ちなみに、そばは食べていませんが手打ちだそうです。(リピートして食べました)
子供達が「おいしい。おいしい。」と言ってパクパク平らげてしまったのが、よく理解できました。
絶対に、また来よう!!
このように、見た目はありきたりの、ごくごく普通のメニュー。
むしろあまり食べたくないと思うかも知れません。
でも、実際食べてみると、どこにでもある味ではありません。
「道の駅のクセしてやるな!」
そう思った私は家族と
「また来よう!!!」
と話していました。もちろんみんな大賛成!!
休息で立寄るだけではもったいないのが、この道の駅です。
美味しい料理を食べるための目的地として訪れるくらい価値があります。
近くに来ることがあれば是非、寄ってみて下さい。
食べる価値おおありです。
我が家も絶対リピートします。また、追記もします。今度はもっとたくさん写真撮ってきますね。
店の情報を下記に示しておきますので、一度は行ってみて下さい。(言っておきますが、私は店の人間じゃないですよ)
食べてみた感想のコメントも大歓迎です!ぜひ、どうぞ。
味菜の詳細情報
〒:381-3302
住所:長野県上水内郡小川村高府1502-2
電話:026-269-3262
営業時間:11:00~19:30(木曜は若干早く閉店。昼食と夕食の間に休みあり)
定休日:火曜日、(祝日も元旦以外は営業)
駐車場:60台
地図:
公式サイト:
国土交通省関東地方整備局https://www.ktr.mlit.go.jp/road/chiiki/road_chiiki00000296.html
道の駅(公式)
https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19196
※ 時期により変則的な場合があるので、必要なら事前に直接問合せて下さい
ちなみに、この道の駅の中には、農林産物直売施設である「さんさん市場」や、売店、ファミリーマートなどもありますよ。
追記:リピートしました
という訳で、早速リピートしました。
追記するまで、その後3回足を運びました。(再追記:その後、何度も行っています)
これで私たち家族は、もう立派なリピーターですね。
もちろん機会を見て、これからも足を運びます。だって、美味しいですから。
何度も足を運んでいると、どんな店なのかも分かってきました。
地元の常連客もけっこう来ていますし、ちょっとした飲み屋としての一面もあるようですね。
アルコールもありますし、ボトルキープまでできちゃうんです!
メニューは豊富で季節ものも多い
では、まず料理のメニューを全部公開しちゃいましょう。
いずれも、品名ごとに値段(税込)を記載します。
始めて行った時から、2022年の物価高騰に伴う価格見直しによって値段が変わっていますので併記しました。(表記方法:旧価格→新価格)
季節メニューは変更が多く、ダブりもあるので一つの季節にまとめて記載しています。
リンク先のあるメニューについては、実際に食べてみた感想に飛ぶことができますよ。
定番の料理
まずは、そば・うどん類です。メニューは下記の通りです。
そば・うどん(+100円で大盛り) | |
冷 | |
メニュー | 値段 |
ざるそば・ざるうどん | 800円 |
とろろざる そば・うどん | 900円 |
冷たぬき(温玉入) そば・うどん | 900円 |
かき揚げざるそば・かき揚げざるうどん | 900円→950円 |
天ぷらざる そば・うどん | 1,200円→1,300円 |
温 | |
メニュー | 値段 |
かけ そば・うどん | 800円 |
とろろ そば・うどん | 900円 |
たぬき(温玉入)そば・たぬき(温玉入)うどん | 900円 |
肉 そば・うどん | 900円 |
かき揚げ(別盛)そば・かき揚げ(別盛)うどん | 900円→950円 |
天ぷら(別盛)そば・うどん | 1,200円→1,300円 |
上記のどの商品も、そばかうどんのどちらでも選べます。
また、冷と温の2タイプあり、気候や好みで選べます。
ちなみに、そばは手打です。(うどんは手打ではありません)
いずれの商品もプラス100円することで大盛りにできます。
次に、信州オレイン豚とんかつです。
信州オレイン豚 とんかつ | |
メニュー | 値段 |
信州オレイン豚ソースカツ丼 | 1,200円→1,250円 |
信州オレイン豚煮カツ丼 | 1,200円→1,250円 |
信州オレイン豚カツカレー | 1,200円→1,250円 |
信州オレイン豚とんかつ定食 | 1,200円→1,250円 |
信州オレイン豚おろしとんかつ定食 | 1,200円→1,250円 |
これは、信州の有名の豚を使った料理ですね。
さて次は、定食・丼物などです。
定食・丼物・他 | |
メニュー | 値段 |
さば味噌煮定食 | 850円→900円 |
唐揚げ定食 | 900円→950円 |
天ぷら定食 | 1,000円 |
生姜焼き定食 | 1,200円 |
エビフライ定食 | 1,200円→1,250円 |
かき揚げ丼 | 900円 |
天丼 | 1,000円 |
ネギトロ丼 | 1,000円→1,200円 |
カレーライス | 700円→800円 |
ご飯の量は、「大盛り」「ふつう」「少なめ」から選べます。
定食や丼物に付く味噌汁は、プラス300円でミニそばに変えられます。
次に、ラーメンです。
ラーメン | |
メニュー | 値段 |
醤油ラーメン | 800円→750円 |
味噌ラーメン | 800円 |
豚骨ラーメン | 800円 |
ミニラーメン | 400円 |
酸辣湯麺(スーラータンメン) | 900円 |
次は、お子様メニューです。
お子様メニュー | |
メニュー | 値段 |
お子様ランチ | 600円 |
お子様カレー | 550円 |
お子様ラーメン | 400円 |
季節もの・限定料理
定番の料理以外に、季節限定品もあります。
まず、旬のお魚です。
旬のお魚(富山湾直送) | |
メニュー | 値段 |
甘えび刺身 | 1,000円 |
白エビ唐揚 | 500円 |
キスすり身揚げ | 550円 |
アオリいか刺身 | 800円 |
かんぱち刺身 | 1,500円 |
海鮮丼 | 1,800円 |
刺身盛合せ | 1,500円 |
これは、富山湾より直送で、私が行った時には表の看板に「本日入荷」と書いてありました。
タイミングが良いと、新鮮なものを食べられるんですね。
そして、あき(秋)と題する、秋限定のメニューもありました。2022年に内容が大きく変わっています。
あき | |
メニュー | 値段 |
秋刀魚の竜田揚げと舞茸の天ぷら定食 | 1,000円 |
舞茸の天ぷら 単品 | 500円 |
カキフライ定食 | 1,100円 |
カキフライ 単品 | 650円 |
きのこそば又はうどん | 900円 |
(冷)大粒なめこおろし(そば・うどん) | 1,000円 |
(温)大粒なめこ(そば・うどん) | 1,000円 |
鴨ざる(そば・うどん) | 1,200円 |
旬の食べ物が食べられるのは魅力ですね。
更に、後に訪れた冬場には、冬と題するメニューもありました。
ふゆ | |
メニュー | 値段 |
西山名物 おぶっこ | 850円 |
鍋焼きうどん | 950円 |
カキフライ定食 | 1,100円→1,200円 |
カキフライ 単品 | 650円 |
鴨南蛮ざる(うどん・そば) | 1,200円 |
鴨南蛮(うどん・そば) | 1,200円 |
冬らしく、身体が温まるような料理が目立ちます。
ちなみに、その後、春に2回訪れましたが、”はる”と題するメニューは見かけていません。
夏に訪れた時は、夏用に下記のメニューがありました。2022年には夏と題するメニューが登場しています。(一部の内容が変更)
なつ | |
メニュー | 値段 |
ばくだんそば・ばくだんうどん | 1,000円→1,180円 |
鰻(単品) | 1,200円 |
うな丼(みそ汁付き) | 1,600円 |
うな丼そばセット | 1,900円 |
冷やし中華(しょうゆ・ゴマ) | 980円 |
胡桃だれそば うどん | 1,000円 |
いかにも夏の食べ物って感じがしますね。
サイドメニュー
飲物や甘味もあります。
お飲物・甘味 | |
メニュー | 値段 |
ホットコーヒー | 300円 |
アイスコーヒー(夏季のみ) | 300円 |
ゆず茶 | 300円 |
小川村産りんごジュース | 400円 |
ウーロン茶 | 200円 |
コーラ | 200円 |
ジンジャエール | 200円 |
カルピスウォーター | 200円 |
カルピスソーダ | 200円 |
クリームソーダ | 400円 |
あんみつ(自家製あんこ) | 400円 |
クリームあんみつ(自家製あんこ) | 450円 |
ソフトクリーム各種 | 300円 |
ソフトクリームは、バニラ、チョコミックス、抹茶の他、季節限定もあります。
おつまみ類もあります。
おつまみ | |
メニュー | 値段 |
西山大豆冷奴 | 250円 |
枝豆 | 350円 |
フライドポテト | 350円 |
かき揚げ単品 | 300円 |
たこのから揚げ | 500円 |
とりのから揚げ | 500円 |
さば味噌煮単品 | 600円 |
信州サーモン刺身 | 700円 |
天ぷら盛合せ | 800円 |
生姜焼き単品 | 950円→980円 |
エビフライ単品 | 950円→980円 |
信州オレイン豚煮カツ単品 | 950円→980円 |
信州オレインとんかつ単品 | 950円→980円 |
信州オレインおろしとんかつ単品 | 950円→980円 |
アルコールなんかも結構あるんですね。
アルコール | |
メニュー | 値段 |
生ビール(グラス) | 350円 |
生ビール(中ジョッキ) | 550円→600円 |
瓶ビール(大瓶) | 620円→650円 |
日本酒(1合) | 350円 |
日本酒(2合) | 620円→650円 |
焼酎 宝純(グラス) | 350円 |
味菜オリジナル焼酎 麦(グラス) | 800円 |
味菜オリジナル焼酎 芋(グラス) | 800円 |
かぼちゃ焼酎YUKIKO(グラス) | 800円 |
サワー各種 | 400円 |
ハイボール | 470円 |
ノンアルコール | 350円 |
サワーは、巨峰、グレープフルーツ、梅、レモン、あんず、ウーロンがあります。
これ以外にも、セットメニューとして、
手打ちそば御膳 1,400円→1,450円
三食セット 1,100円→1,200円
彩(いろどり)セット 900円→980円
がありました。
お焼(おやき)なんかもありますよ。
リピートして食べたもの
で、その後リピートして食べたものを全て紹介します。(文章中の値段は飲食当時のもので、全て税込です)
どれも美味しい極みって感じでした。
まず、舞茸の天ぷら単品(500円)です。
これは、旬の新鮮な食べ物ということで深い味わいがありました。
天ぷらも、カラッと揚がっていてサクサク感がとてもありました。
食事処味菜は、揚げ物が得意だと感じた一品でした。
次に、海鮮丼(1800円)。これは妻が注文した季節ものの商品で、富山湾直送、本日入荷と看板に書いてあったことから選んでみました。
少し、味見をさせて頂きましたが、鮮度もよく、素材も選んでいる感じがして、極上って感じでした。
以前、富山に行った時に入った店で海鮮丼を食べたことがありましたが、思ったほど美味しくなかった経験がありました。
長野は内陸に位置しますが、新鮮な食材を選びぬけば、これだけの料理になるのだと実感しました。
「本日入荷」でしたから、タイミングもよかったのだと思います。
更に、信州オレイン豚おろしとんかつ定食(1200円)。
これは、前回来た時に妻が類似の料理(信州オレイン豚とんかつ定食)を食べていて、とても美味しかったので、この時は私が食べるために注文したものです。
とても軟らかくて食べやすく、臭みの無い自然な味で、上品さが伝わってきました。
信州オレイン豚を食べるのは2回目ですが、食材の豚が優れているので、メニューに記載されているどの料理でも美味しく味わえると思います。
そして、かき揚げうどん(900円)
前回、かき揚げ丼を食べて感動したので、単なるうどんを食べたいといった子供に対して、
「かき揚げうどんにしなさい」
といって注文させたもの。プラス100円でかき揚げが付くのですから、注文しない手はありません。
かけうどん(800円)を食べるくらいなら、このかき揚げうどん(900円)にすべきです。
うどん自体は前回食べたのですが、やはり美味しいです。
そして、やはり”かき揚げ”が絶品ですね。食べ切れないでいる子供から、奪うようにして食べました。(美味!)
温うどんは、ダシがすごく効いていて、深い味わいでした。汁もぜんぶ飲み干したいくらいです。(健康上やめましたが…)
次は、かき揚げざるうどん(大盛り・1000円)です。
これも、
「ざるうどんにしたい」
という子供を説得して変更させたもの。もちろん、かき揚げが目的。
でも、「美味しい」と言って、かき揚げは全て子供が食べてしまいました。
うどんの味は前述した通りです。
さて次は、信州サーモン単品(700円)です。
信州サーモンとは、ブラウントラウト(サケ目サケ科の魚)とにじますを掛けあわせた信州独自の魚だそうです。
食べたことがなかったので食べてみました。
味はサーモンの脂身を抑えたような落ち着いた味でした。
美味しさは普通に美味しかったのですが、ちょっと鮮度が今一つでした。
注文するタイミング(収穫時期)が大切だと感じました。
そして、ご飯セット(150円)を加えたのが下記です。
これは、上記の信州サーモンが定食ではなく単品であったため、お腹を満たすために注文したものです。
ご飯(大盛り)と味噌汁と一品と漬物。これで150円ですから、申し分ありません。
更にこれは、カキフライ単品(650円)です。
定食もありましたが、味わうためには単品で充分でしたし、信州サーモンだけでは食事として少な目。
そう考えて注文しました。この牡蠣は広島産だそうです。
しっかりと、カラッと揚がっていてとても美味しかったです。
やはり、食事処味菜は揚げ物が得意。改めてそう感じました。
次に紹介するのは、かき揚げそば(大盛り・1000円)です。
この店のそばは「手打ち」ということでしたので、食べてみたかったのですが、やはり美味かったですね。
信州は蕎麦の名産ですが、その通りの味でした。
蕎麦の天然の風味がそのまま伝わって来るんです。
ちなみに、店の人に聞いたところ、そば粉の比率は8:2ということでした。
そばの汁は、うどんと同じくダシが濃くて深みのある味わいでした。
次に紹介するのは、お子様ランチ(600円)です。
これは、子供の食事の定番ですね。
子供が全部食べたので、私自身は一切口にしていないのですが、見た目から判断して素材を厳選してこだわって作ったという感じではありません。
子供が好きそうな料理を集めて作った料理という感じでした。
でも、子供は「おいしし、おいしい」と言いながら、バクバク食べていました。
まぁ、大人が味を求めて食べるものではないので、子供向けという意味で合格点ってところでしょう。
次は、さば味噌煮定食(850円)です。
この店を知ってから一度食べてみたかった料理のひとつです。
普通に美味しいのですが、それだけでもない。なんて言うか…、完璧に作られている感じです。
なんとも微妙な味付け。うまく言えないのですが、クセが無いというか。
例えば塩分。少なすぎてもダメ、多すぎてもダメ、という言い方をすればいいのでしょうか。
絶妙な塩分量。まさにピッタリの分量って感じなんですね。
そして、臭みを消すための生姜も適量。本当に「適切な量」って感じなんです。
生姜が多いと、生姜の味が出しゃばってしまって、サバの素材の味も隠れてしまいます。
逆に、生姜が少ないと、魚の生の臭みが前面に出てしまい、旨みを損ないます。
そんな微妙なサジ加減が完璧な料理です。
骨も抜かれていたので、皮も含めて丸ごと食べました。美味しかったです。
そして、天ぷらそば(大盛り・1300円)です。
上記で、かき揚げそばを紹介しましたが、今度は天ぷらそばです。
かき揚げは既に何回も食べてきたので、天ぷらがどんなものか味わってみたかったから注文しました。
やはり、しっかりと揚げられていてサクサクという感じ。
妻が注文したので、少しずつしか味見できませんでしたが、それでも確かな味わい。
やはり、揚げ物料理はこの店のおススメですね。
ソバや汁の味は、前述の通りです。
お次は、たぬき(温玉入)うどん(大盛り・1000円)です。(食べたのは子供です)
温玉にとてもインパクトがありました。
たぬきうどんと言うよりも、温玉うどんと呼称するほうが適していますね。実際のメニューにも温玉入と記述されていますし。
味見はしていないのですが、うどんも汁も他のうどん類と同じとのこと。
子供が食べたがったのでこれを注文しましたが、個人的にはかき揚げうどんの方がおススメですね。
今回の追記は、ここまでです。
リピーターとして、また行きますから、機会をみて更に追記します。
更なる追記!!
という訳で、その後も足を運びましたので、更なる追記をします。
新たに食べたものも増えてきましたし、これからも増えていくことになるでしょう。
その都度、記事の内容を整えて追記していくのも手がかかるので、今後も機会を見て、これ以降に追記して行くことにします。(文章全体があまり整わないかも知れませんがご容赦を)
まず、鍋焼きうどん。
冬限定のメニューです。
子供が注文して味見をさせてもらいました。
うーん、何というか。美味い。
しっかりとまとまった味に仕上がっていると言うべきなのでしょう。
「鍋焼きうどん」って決して特別な料理ではないと思います。ある意味、平凡な料理のひとつですが、
「外すことなく、きちんと仕上がっている」
感じなんですね。さすが味菜!
子供が美味しそうに食べていて、味見した私は
「しまった!俺が注文すれば良かった。」
と思ったくらいでした。
「この店のうどんは美味しい」と別な料理のところで既に書きましたが、麺はまさにその通り。
問題は鍋焼きのツユってことですが、クセがない味なんですね。
「冬限定なので、いつかは自分で注文してやる!」
そんな野望を抱いた私でした。
次は、私が注文して食べた「おぶっこ」です。
聞いたことのない料理ですよね。私も初めて耳にしましたし、初めて食べました。
長野の西山地方の名物だそうで、イメージとしてはスイトンを小さく平たくして、具を豊富に入れて煮込んだ料理です。
実際に食べた印象ですが、うす味のみそ汁みたいな感じで、自然な田舎の味。
一言でいえば、味噌系のサッパリ味です。信州みそですね。
味は正直言って格別すごいおいしさではありませんでしたが、ヘルシー感が強く伝わってきました。具の量が凄いんですね。
具体的には、大根、豚肉、椎茸、にんじん、ネギ、ほうれん草、ちくわ、かぼちゃ、さつま揚げ、ごぼうが入っていました。
入れられる食材は何でも入れよう!みたいな感じですが、栄養満点ですね。しかも食材の鮮度は申し分ないですね。
高カロリーな食材もなさそうなので、ダイエットにもいいかも知れません。
まさにヘルシーなご当地料理ってとこです。一度は食べてみるのもいいですよ。
さて、その後リピートして食べてみたのは生姜焼き定食。
定食の定番料理の一つですが、さすがは味菜。ひと味違っていました。
まず、主役の豚肉ですが、とてもやわらかいです。
豚肉って、これ大事ですよね。特に生姜焼きは。
かたい生姜焼きなんて想像しただけでイヤすぎます。
かたいだけで、大損した気になっちゃいますよね。
そして味ですが、さじ加減が絶妙。
微妙な量に調整された生姜の風味に、抑えられたしょっぱさ。
そこにかすかな甘さが加わり、しっかりとしたトロミで仕上がっている。
口の中で広がる風味はどことなく上品さも感じさせてくれます。
しっかりと美味しくまとめられていました。
大食漢の私にとっては、もう少しボリュームがあれば…、って感じでしたが、一般の定食を基準にすればこれで十分ですね!
次に紹介するのは味噌ラーメン。
いわゆる「美味しいラーメン屋」と比べるとさすがに勝てませんが、街中にある単なるラーメン屋と比較するなら圧勝ですね。
私が好きな信州味噌を使っていますが、この味噌の味がそのまま活かされています。
このラーメンは息子が注文したのですが、隣の席に座った私は、ちょくちょく箸を伸ばして味見。
息子が「美味しい、美味しい」と言って全て食べ終わった姿を見て、私は器を奪って残っていた汁を思わずガブ飲み。「うまい!」。
信州味噌が好きな人にとっては満足できる味なのではと思います。
ただ、あくまで食事処で提供されるラーメンで、ラーメン専門店ではありませんから、格上の味を求めるのには無理があります。
私がよく行く長野市内のラーメン店ラーメン竹田なんかと比べると、正直言って味に深みはありません。
まぁ、ヘビー級とライト級を比較しても意味ありませんが…。
ちなみにラーメンの麺は、自家製でもなんでもなく業務用の市販の麺のようです。
普通に美味しい麺ってところでしょう。
夏場限定ってことで食べてみました。注文したのは妻ですが、ごっそり奪ってモグモグ。
美味いですね。蕎麦は他のメニューと同じで手打ちなので、それだけでも味わいが違います。
でも、凄いのはサッパリした食材でまとめられ、夏向けにしっかり冷やしてある点です。
ツユの味は、他のメニューにあるざる蕎麦なんかと同じですね。美味しいです。
で、使われている食材ですが、納豆やオクラ、長芋などネバネバ系が多数。
それが独特の食感になっていて、食べるとツルツルって感じにトロトロ感が加わり、食が進むんです。
しかもネバネバ系の食材って、けっこう健康面でも優れているとのこと。
卵や海苔なんかも入っていて栄養も満点ですね。
暑くて堪らない季節。夏バテしやすい時期。
そんな時にぜひおススメの一品ですね。
これも夏限定メニューのひとつで、上記の「ばくだん そば」の麺がうどんになったもの。
前回、妻が注文してとても美味しかったので、今度は私がうどんの方を注文したのでした。
端的に違いを言えば、蕎麦とうどんの差。
味や具などは同じでした。(詳しくは上記を)
敢えて味の違いを言えば、蕎麦にはねりワサビが付いていて、うどんには生姜おろしが付いている点。
あとは全て同じです。
上記にも既に書いていますが、蕎麦は手打ちですがうどんは手打ちではありません。
でも、手打ちでなくても味菜のうどんって本当に美味しいんですよ。
ボリュームいっぱいでしたが、あっという間に食べてしまいました。
食材が豊富だからなのか、けっこう満腹感も味わえるんですね。
ばくだんそば と ばくだんうどん。
暑い季節にはぜひ食べてみて下さい。
おススメです。
さて、続いて(リピートして)食べたのが、酸辣湯麺(スーラ―タンメン)です。
酸辣湯麺は家族全員が大好きな料理ですが、麺専門店でもないこの店ではどうか?
そんな疑問と期待の中、実際に食べてみると最大公約数的な味。(なんのこっちゃ?)
要するに、万人向けに最も無難な味に仕上げているって感じです。
ちょっとだけスパイシーで辛さも抑えめで、酢は控えめ。しかも、黒酢ではなくて一般のお酢の味。
恐らく、黒酢だと抵抗がある人もいるからなのでしょう。
具材もミニトマト、菜の花、卵、焼き豚などなど無難なところ。
トロミは結構あって、麺はやわらかめでした。
いわゆる日本人向け、しかも大衆向けにアレンジした味ですね。でも、決して手抜きをしたような味ではありませんでした。
悪く言えば特徴が薄いのですが、良く言えば誰にでも食べられる味。
味に物足りない人でも、辣油とお酢が別に用意されているので、辛さや酸味を好みで追加できる仕組みです。
まぁ、本場の味に近い方が好きな私にとってはちょっと残念でしたが、次男は美味い美味いと言ってガッツリ食べました。
さてお次は豚骨ラーメン。
地味ながらも出汁がしっかり出ている飾らない味という感じでした。
やはり万人向けに作られていて、味は薄めですが、その割にしっかりとした味わいです。
やはり、麺は柔らかめで、ラーメンにこだわりがない人なら、自然な味を楽しめると思いました。
飾らないところが、ある意味オリジナリティのある料理かなぁと。
美味いラーメンにこだわる私には、ちょっと残念。
でも、どこにでもあるありきたりのラーメンなんかに比べれば、かなり美味いと思います。
既に信州オレイン豚は食べていましたが、改めてそのカツカレーに挑戦してみました。
やはり、「さすが」って感じです。
単に空腹を満たすだけのカツカレーって世の中どのにでもあります。
そのようなカツカレーって、ボリュームは結構あるものですが、脂っぽくどこか身体に悪そうな感じ。
でも、このカツカレーは「高級カツカレー」ってところです。
カツが「信州オレイン豚」なので、自ずと上品な感じですが、味も歯ごたえも申し分なし。
そしてカレーはと言えば、ちょっと驚きです。
何とも表現しにくいのですが、どこにでもありそうだけど、どこにもない味。
凄く普通の味なのですが、普通じゃない。
なに言ってんだか分からないと思いますが…。
辛さを論じれば、誰でも味わえる辛み。
甘いカレーなんて嫌いという人が辛さを味わえる。
それでいて、辛いカレーは食べられないという人でも食べられる。
「それって、中くらいの辛さってことでしょ!」と考える人も多いハズ。
でも、ちょっと違うんです。
辛いのが苦手な人でも食べられるけど、辛めなカレーが好きな人でも味わえるって感じなんです。
つまり、とてもスパイシーだけど辛さはそれほど感じない。
そんな不思議な味なのです。もちろん、美味しいですよ!
さて、次は醤油ラーメンです。
既に、酸辣湯麺や味噌ラーメンは食べたことがあったので、醤油ラーメンも「それなりの味」と思っていました。
「それなりの味」とは、いわゆる「美味しいラーメン屋」にはさすがに叶わないと言う意味です。
ところが、醤油ラーメンについては少し違っていて、「結構いけてる」と感じたのです。
と言うのも、出汁がしっかりとしていて深みを持っているんですね。
だから、単なるスープとして飲んでもOKって感じ。
長男と次男が揃って注文したのですが、私は脇から奪うように食べていました。
正直、「単なる醤油ラーメンだろ!」って感じで少しナメていましたが、「さすが味菜」と見直しました。
ちなみに麺は他のラーメンと基本的に同じです。
とてもオリジナリティが表れた商品ですね。
鴨肉の素材の味がそのまま出て、そこにネギの風味が合わさって絶妙な味が出ています。
鴨肉の旨みはもちろんですが、それが手打ちの蕎麦と組み合わさっているので最高。
普通のざるそばでも紹介しましたが、「さすが手打ち!」って感じです。
妻が普通盛りで注文して少し食べさせて貰ったのですが、大盛にしておけばよかったと後悔したほどでした。
どこにでもありそうだけど、どこにもない味。
ちょっと個性のある料理を食べてみたい人にはおススメですね。
茄子の漬物とひじきの一品料理を含み、定食としてシッカリまとまっている感じ。
キャベツもたっぷりで、ミニトマトやポテサラがあるのも嬉しいですね。
主役の鶏の唐揚げは、うまく表現できないのですが、とにかく深みのある味ですね。
味わいがあり、ボリュームも十分あります。
ジューシーな感じもしました。
ただ、ピリ辛ソースは市販品のようでした。
個人的には、このソースは使わず、レモンを掛けて素材と絶妙な味付けを味わった方がいいと思います。